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1人で4人介護可能に 政府、生産性向上へ規制緩和検討
日本経済新聞
「地方再生の神様」に学んだ介護業界の風雲児
JBpress(日本ビジネスプレス) JBpress 最新記事
大平 怜也株式会社ケアクラフトマン 代表取締役
素晴らしい活動ですが、金山さん、磯崎さんが指摘されているように属人的な取り組みなのでスケールしていくのはなかなか厳しそうに思います。とはいえどんなに仕組み化されているものでも上流を辿ればどこかで属人的にはなりますが。 人材マネジメント的なことはお二方がコメントしてるので、別の観点から見てみると、この社会福祉法人は昭和45年設立のいわゆる地域の老舗法人のようです。事業活動での売上が15億弱あり、1億7千万の営業利益を出しています。法人の総資産は26億あり、有利負債が9億ちょっとありますが、自己資本比率は47%と超優良企業です。※社会福祉法人の財務諸表は公開されてます。 築11年の特養を改修できるのはこの財務体力があってこそであり、そりゃできるよねって話かと思います。介護保険が始まって民間の営利法人がこぞって参入しましたが、社会福祉法人の財務体力はとりわけすさまじいです。素晴らしい活動の背景にはこのような法人としての強みがあるし、同規模で同じように運営していても、これが営利法人であれば補助金や税金の面で不利な分この利益率や自己資本比率はなかなか出せないでしょうね。 介護事業という同じ業界で事業をしていても、利益追求し納税を求められる営利法人の利益率が低く、非営利法人の財務が盤石なのは、なかなか皮肉な現実ですが、この記事の社福のように社会のためにお金を使う法人が増えていくといいなと思います。
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「見守り」が高度化する介護施設 安全と尊厳と、悩む現場
朝日新聞GLOBE+
大平 怜也株式会社ケアクラフトマン 代表取締役
これは深い問いだ。 センサーで利用者の動きが把握できれば介護職員の動きは効率化される。危険察知の頻度があがり事故も防げそうだ。安全配慮義務には予見と回避の義務があるが、センサーにより予見の精度が高まるので、職員にとっては安心だ。 視点を変えて自分が利用者だった場合を考えてみると、自分の寝ているベッドにセンサーが仕込まれて動きやベッドから起きただけでも他人に察知されてしまうのはかなり嫌だ。老人ホームに入ったらプライバシーはなくなってしまうんだろうか。 介護の仕事ってなんなんだろう。 食事をのどに詰まらせないようにするのが仕事であり、それをミスれば1200万円賠償しろと判決が言っている。そんなことを言われたら、怪我しない、事故しない、なるべく死なないという方向に意識が向いてしまう。危ないことはさせない、というケアになる。 しかしその一方で、リスクをとってでもやりたいことができるようにしようという方針の事業所もある。自社はどちらかというとこっち側。 どちらがいいのか決めるのは誰だろうか? そんなの本人以外にあり得ない。 しかし疾患や環境など様々な要因で意思表示できない場合、代弁機能が重要になる。ただそれって、現場で機能してるか? テクノロジーの活用は、自分はどう生きたいかの意思決定と深く結びついてるように思う。
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【独占】なぜ、コロナ対応した病院が「赤字」になるのか
NewsPicks編集部
大平 怜也株式会社ケアクラフトマン 代表取締役
コロナに対応することで、これまでの患者に加えコロナ患者がプラスされて儲かるのでは?(この前提があるからタイトルになぜ、とついてる)という仮説への反証、という記事だと解釈しました。 赤字ということは、売上ー費用=利益がマイナスということ。赤字の原因は売上が減って、費用が増えたから。 売上は単価×数量ですが、新型コロナの影響により新型コロナ以外の患者が減った。手術件数、新型コロナ以外の入院、健診など軒並み減少した。これが数量の減少。単価に関してはよく分からないですけど手術等と比べれば低そうなので平均単価も減少してそう。 費用は、感染対策のための設備・備品投資で増加。 簡単にいうとこのような理由で赤字になったと。 この赤字のリカバリーが難しいのは病院だけでなく介護事業所も同じで、キャパシティが決まっているため、一時的に落ち込んだ売上分を上乗せして次月・次年度で稼ごうということができません。(事業規模を変えない前提) 有利子負債でキャッシュを調達してもただ返済負担が増すだけなので、別に収益事業を生み出さないと苦しくなります。 この記事を読んで考えるべきことはなんなのか、よく考えてみようと思います。
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