Picks
462フォロー
4270フォロワー



【野嶋剛】「台湾・民進党敗北」をどう読み解くべきか
村松 一之株式会社 和キャピタル 取締役 運用本部 部長
日本で地方選挙に負けて、自民党総裁が辞任することはない。台湾では蔡英文総統は兼務していた党主席を辞任した。総統は任期まで継続する。更に行政委員長の蘇貞昌氏も辞任の意向だ。日本の首相に該当する立場だ。それだけ、台湾においては統一地方選挙は重い。しかし、前回の台湾統一地方選挙でも、蔡英文氏は大敗したが、なんと再選に成功した。しかも圧倒的に。それは香港で大規模な民主化デモがあり、中国政府がそれを香港自治法などの力で制圧したからだ。「今日の香港、明日の台湾」がスローガンとなり、民進党に強烈な追い風となった。歴史とは面白いもので、再び同じようなことになるかもしれない。ウルムチから広がり、上海など主要都市で、共産党への抗議が拡大している。共産党のデモ鎮静化のやり方次第で、また民進党に強烈な追い風が吹き、24年の総統選では国民党が大敗するかもしれない。歴史は韻を踏むってやつかな。
ポーランド、ロシア製ミサイル着弾と発表-NATO協議要請を検討中
村松 一之株式会社 和キャピタル 取締役 運用本部 部長
ポーランドに着弾のニュースは、色々とフェイクニュースも出てくるので慎重に!ポーランド領土内に着弾と、国境付近では意味が違うし、ロシアのミサイルを迎撃した破片かもしれない。また、ロシアにポーランドへの攻撃意図がないなら、戦線がNATOに拡大することは、あり得ない。正確な報道を待とう。ユーゴスラビアの中国大使館が、かってはNATO軍に誤爆されたこともあった。(各種の説あり)ロシアはシリアでも誤爆して、トルコ兵を殺してしまった。米軍はそこら中で誤爆事件を起こしている。戦争は能力✖️意思であり、誤爆は意思がないので、普通は戦争にはならない。NATO第5条の集団安全保障の発動条件は、「武力攻撃」であること。これが、かなり曖昧。サイバー攻撃やインフラ攻撃による二時的な被害も、状況次第では対象になる。過去に1回発動された実績があるが、これは米国同時多発テロ事件の時だ。要するに、武力攻撃と判断するかしないかは、極めて政治的問題。

NORMAL
投稿したコメント