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【直言】緩和効果「あった vs. なかった」因縁の対決
砂田 憲治KabuK Style Inc. Founder & CEO
金融緩和の初期からずっと日銀を追われていた池田元編集長の取材メモの歴史を見てみたいです。
今から遡って言った言わないは、人の記憶の限界があります。
事実を拾い上げた回顧録みたいです。
表に出なかった考え方、ニュアンスの微妙な違いがたくさん合ったと思うので。
私は、リフレ派に懐疑的派でした。量よりも、お金はスピードの方が大事だから。お金それ自体は単なる数字でしかありません。一万円に一万円という意味はないのです。みんなが一万円の価値ってこれくらいと思うから、それくらいなのです。その標準をずらすためには、ズレた状態で世の中をスピード良く駆け巡る必要があります。
その一つが雇用規制の緩和でもある。スピードとは変化のこと。
変化を求めるのか、求めないのか。
どっちが正しいということは人それぞれの価値観だと思います。ただ一つ言えるのは、変わらない事はないというのが、唯一変わらない歴史の真実だということ。
#教えて編集部

【図解】いまこそ、「異次元の10年」を振り返ろう
スタートアップをファーストステップに選ぶべきでないと考える理由
砂田 憲治KabuK Style Inc. Founder & CEO
トピックスオーナーによる、リレー企画の記事を公開しました。
このリレーの私なりの回答をしておきます。私は、何度やり直しても、やっぱり、この人生を歩むような気がします。なんやかんや言うても、私は、このクソみたいな資本市場を愛してやまないのだと思います。
どのスタートラインに経っても、20年経って、50年経って、それでも良かったと言えるような人生を歩めばいいのだと強く信じています。
あなたが持っているボールはあなたが保持してください。あなたという人生のゲームのキャスティングボードを握っているのはあなた自身です。ゴールを決めるのもあなた自身なのです。

【詳報】スペースジェット終了。三菱重工が総括した「失敗」

【本質】本当に「人的資本経営」を理解していますか
砂田 憲治KabuK Style Inc. Founder & CEO
そういえば、当社には人事部ないですね。全体で150人ほど。まだ必要な気はしません。
採用はアウトソースでサポートはしてもらいます。ジョブディスクリプションつくって、それに該当しそうな方にダイレクトメールを送り続けてもらいます。これもプールは限られるので、そんなにいつもすることはありません。採用権限自体は、各部門の執行役員が担います。
採用はまさに経営の中枢。人事部が考えるものではなく、経営戦略だと考えています。次の四半期に何するか、事業に集中するのか、その前に組織を整える必要があるのか、部門長である執行役員が採用をするだけに、絶妙なバランスが求められます。事業に集中するとなれば、ヘッドカウントは突如閉じます。採用するとなったら、すぐに採用できる準備が必要です。
オンボーディングは、ほとんどがワークフローの理解なので、総務、経理、法務を統括する部門がより早いオンボーディングのためにアップデートをします。カルチャーも大事ですが、これは説明されるものではなく、体感するものだと思います。採用を現場がやっているので、どんなカルチャーかはそこでわかりますし、候補者の希望があれば他の部門にもアトラクトの依頼ができます。採用は全社的に大事という雰囲気があります。
キャリア相談や、悩み相談を受けるチームは、この運用の方のコーポレートセクションにいます。これが人事といえば、人事ですが、お悩み相談室に近いです。
オフボーディングは、随時行われます。採用権限が現場なので、現場で合ってないなとなってくれば、必要なコミュニケーションが適宜行われ、オフボーディングの干渉がなされます。
現場にはいない、戦略決定する権限もない人事部は必要なのだろうか?
1000人くらいになったら考えようかなと思います。

【衝撃】日本は今、「人を生かせない」クライシスにある
砂田 憲治KabuK Style Inc. Founder & CEO
当社では全員が一年契約です。雇用契約も業務委託契約も、パートタイムも、取締役もです。
一年は走るけど、一年に一回は自分がそれでいいのか振り返ろうとしています。
これには、もちろんオフボーディングの干渉もありますが、一人一人の主体的なオフボーディングも含みます。真剣に仕事と向き合っていれば、違うなと感じているのは本人が1番よくわかっています。フェーズが違えば、求められるスキルセットも、やるべきことも変わります。スタートアップでは、一年でフェーズを変える覚悟で成長させ続けなければいけないと自分たちを律しています。
これが、すべての人に当てはまる素晴らしいやり方だとは思いません。成長がすべてではないし、日本型雇用のいいところもたくさんあります。
しかし、大事なのは、変わらない事象はないことが、唯一変わらない世界の真理だということ。
人的資本経営の開示が始まったところで、どうするでもない無味乾燥の数字の羅列になることもまた目に見えます。独立取締役が求められたところで、いまだにたいした数にはなっていません。女性幹部比率を求められたところで、たいして変わらないでしょう。
私は、変わるべきは、トップではなく、むしろ普通の人たちでないかとも考えています。一人一人が何か悪いことをしているのではなく、一人一人が何もしないことが、集団として強力な暗示となって日本社会を襲っている。
上司のせい、経営のせい、社会のせい。誰かのせいにする前に、自分で自分のことは決めればいい。日本には、本当の意味での中間層の自立が求められているのかもしれません。

【徹底解説】株価70%下落。テスラが直面する「六重苦」
砂田 憲治KabuK Style Inc. Founder & CEO
ビッグテックの株価下落の要因は、一にも二にもマクロ要因です。
これらの株価算出には、5期間以上の業績予想とその将来キャッシュフローを現在価値に割り戻した企業価値算出手法がとられます。
日本では、期間予測をしてディスカウントキャッシュフローを用いることは一般的ではありません。なぜなら、企業側に業績予想させたりと投資家側が事業を前向きに捉えようという考え方が希薄だからです。結果、企業価値の上振れはなかなか出にくいカルチャーにあります。
それはさておき、このディスカウント率は、ようは金利で、基準金利が昨年一気に上がったわけですから、株価の調整はごくごく当たり前です。これに、もちろん、金融引き締めによるマクロ経済の減速も加わります。
特にテスラは、2019年からこの3年間で一気に業績も伸ばし、それ以上に株価を伸ばしました。なぜなら、今の企業価値はほとんど関係なく、将来の価値が物凄いよと市場で考えられたからです。競合環境は厳しさを増していますし、好業績とはいえ、未達ではありますが、その成長ストーリーが壊れたわけではありません。15-20ドルだった株価は、一時400ドルに。実に20倍以上です。それが今は170ドル。3年で10倍になってるのですから、十分な成長ではないでしょうか。
東証の暫定組、猶予2026年3月まで 上場維持へ改革急務
砂田 憲治KabuK Style Inc. Founder & CEO
取引所に取り締まりを期待するのはお門違いだと思っております。
取引所は自身も上場しており、きちんと稼ぐ行為をすべきです。つまり、暫定組のような売買がほぼなく取引所に収益をもたらすことがないにも関わらず、開示のチェックコストなどがかかり続けているのをどう考えているのか、あるいはそういった企業であってもプライムと東証が判断していると示している事実が取引所の魅力を損ねていないのか、ということに向き合う必要があります。
端的には、私はプライムの看板、ブランドをわたすためには毎年より負担になるようなコストを支払うべきだと思います。その負担以上のメリットがある企業のみが残ります。
監査報酬についても同様で、ダンピング合戦で安くすべきではないと考えます。暫定組を監査している監査法人への監査も徹底すべきでしょう。
全体として新陳代謝のスピードを上げることが日本の国力につながるわけで、日本の資本市場の最前線である東証のプライム市場の改革が4年というのは、日本全体としては悠久の時を過ごしているかのようです。
4年あれば、スタートアップを育てた方がよい時間軸かと思います。

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