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国会で枝野氏の「蓮舫氏を勝たせよう」演説を問題視 「事前運動の要素そろっている」
産経ニュース
松田 馨株式会社ダイアログ 代表取締役/選挙プランナー
普段現場で、立候補予定者の方に事前運動の禁止を説明し、違反しないように注意を促している私の立場からすると、強い憤りを覚えます。これほど明らかな事前運動がお咎めなしなら、日本中で今後、事前運動はやりたい放題になりますね。 事前運動(立候補届出前に選挙運動をすること)は公選法で禁止されていますが、警察が取り締まらないのを良いことにやりたい放題な候補予定者はこれまでも見かけました。グレーゾーンがあり判断が難しいことや、最終的には裁判所の判断になるとはいえ、「選挙運動の三要素」を全て備えている投稿や演説動画の掲載については、違反になる可能性が高いと思います。 個人的にはそもそも「事前運動の禁止」は非常にわかりづらく、有権者の政治参加を妨げる一因であると考えていますので、法改正によって撤廃をして欲しいと願っています。しかし、「悪法もまた法なり」です。今回は、蓮舫参議院議員と枝野衆議院議員という、立法府の議員を長年勤められたきたお二人による行為であり、悪質だと思います。 今回のことで、野党がオウンゴールを繰り返す一因として、ご都合主義のマスコミの存在があることを改めて痛感しました。与党の違反には目くじらを立てて問題にするが、野党が違反をしても報じない、下手したら「これくらいは問題ない」などと擁護する。野党に対して追求が甘くなるので、先般の政治資金パーティーの問題しかり、日本酒を配った問題しかり、いい加減な野党議員が後を絶たないのではないでしょうか。これでは日本の政治環境は良くなりません。 野党議員も選挙で選ばれた代表であり、権力者ですから、法律違反については等しく問題にすべきだと思いますし、本来であれば公選法の問題点についてもしっかり論じて欲しいと思います。 所沢市長が書類送検されたニュースも出ていますが、本件も刑事告発の動きがすでにあるため、都知事選後に何かしら判断が下されるでしょう。 ▼埼玉 所沢市長を書類送検 去年の市長選で事前運動の疑い https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20240517/1000104661.html
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