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いま「幸せ」ですか?
田中ウルヴェ 京スポーツ心理学者/博士(システムデザインマネジメント学)/慶應義塾大学特任准教授
いつも慶應SDMでご一緒していて、様々なイベントでもご一緒する前野先生の会。SDMの視点でとらえるWell-being、楽しい学びの機会でした。
欧米と日本の「幸福」の捉え方、定義の違い。
これは、ウルヴェ家の家庭内でも議論しあうことです。
どちらの幸福感がいいかではなく、どちらにも当てはまる幸福の定義が子育てにおいては大事でした。
国際結婚での利点があるとすれば、前野先生もおっしゃっていた通り、互いの違いを知ることで、自国の良さを再認識すること。
結局、自分とは全く違う価値観を持つ人との議論では学ぶことは多いし、気づきも多い。知的好奇心によっての幸福は確実に得られると私は実感します。
安達祐実さん「もつれる人生を踏ん張ってきた」 - 日本経済新聞
田中ウルヴェ 京スポーツ心理学者/博士(システムデザインマネジメント学)/慶應義塾大学特任准教授
「人生がもつれていく経験」。素敵な表現です。
年齢を重ねれば、濃淡あれど「もつれた経験」は誰にでもあると察するものの、その「自分」が、演じるというキャリアの中で「もつれている役」をすると、どういった自己発見ができるのか?興味あります。
俳優というキャリアを持っている方々のアイデンティティ変遷には興味の湧くところです。
私自身、アーティスティックスイミングという競技のソロ演目で演じる曲や振付の中で、自己発見をすることも多かった。そして50代になり、博士論文もまさに自分探し、自己発見の連続でした。人生はもつれればもつれるほど、アイデンティティ葛藤し、自己成長できるものだと痛感しました。
年下の教授 田中ウルヴェ京 - 日本経済新聞
田中ウルヴェ 京スポーツ心理学者/博士(システムデザインマネジメント学)/慶應義塾大学特任准教授
なぜピザの写真になるかは不明。
日経「交遊抄」に恩師について掲載していただいています。
年下の男の子〜🎵(この振付まで覚えているのは昭和世代)
慶應SDMでの長く苦しく辛く楽しく泣き満載の年月を、安全基地リーダーシップで「支えてないようで支える、支えるようで支えない」絶妙の厳しいご指導を辛抱強く続けてくださった恩師の神武直彦指導教授についてご紹介しています。
どんなに私が逆ギレしようと(何度か逆ギレする女子大生の自分であった)、投げ出しそうにしようと、感情解決に引っ張られず、常に課題解決の視点を示し続けてくださった先生の背中から、システムデザインマネジメントを学びました。
学べば学ぶほど自分の能力不足に気づかされる日々ですが、引き続きもろもろ新しいワクワクすること、よろしくお願いします。
ベビーカーで満員電車に乗り込める国 出生率3.0の「理由」探った
田中ウルヴェ 京スポーツ心理学者/博士(システムデザインマネジメント学)/慶應義塾大学特任准教授
イスラエルでの子育て環境に関する興味深い記事。
こういうフィールドワークはありがたいです。
他国の事例は、自国のニーズ抽出を考えるときに重要だと考えます。
そもそも、「子育て支援」をシステムと考えたとき、目的をどこに置くのか?
子育てのしやすい社会とは具体的にどういうことか?
子供の数が2倍3倍に増えることの自国にとっての、地球にとってのメリットデメリットは何か?
など世界共通課題も視野におきながら、自国の目的を考えることが大事だと思うからです。
だからこそ、難しい課題だなと思います。
視野を広げて難しいと感じる時、では、視野を狭めて1事例として自分の過去を振り返ると、
何がどうあることが、子育てのしやすい社会だったか?
確かに、記事にあるように、一つには、世代間関係なく、自分の自己主張をすることが悪いことではなく、逆に意見がないことの方が嫌がられる空気感は、私にとってはありがたく、子育てもしやすい社会でした。
(私はフランス人と結婚したので義父母がフランス人です。)
例えば、子育てを助けて欲しい時に、義母が忙しければちゃんと断ってくれる。
そして義母が孫を見たいと言う時に今はダメだと言える私。
人間関係において、波風を立てないことが重要なのではなく、一人一人違う人間であることを考えれば、波風は経つのが当たり前であり、その波をどうやって一緒に波乗りしていけるかの人間関係の構築は、人としてのスキルとして、私生活でもビジネスでも活用できるコーピング方略だったと感じています。
結果的に、そういった「波乗り方略」を子育てに生かし、子供に伝えられた事は、次世代継承として大事な心理的スキルだったと思っています。
体力差があるから仕方ない?“スポーツの男女平等”に専門家「歴史的に男性有利にできているのを知っておくことが重要」
田中ウルヴェ 京スポーツ心理学者/博士(システムデザインマネジメント学)/慶應義塾大学特任准教授
少なくとも、男性だろうと女性だろうと「競技も勉強も続けたい人が続けられる環境」が整い始めていることは本当に良いことだと思っています。
自分は高校3年当時、競技では日本代表(A代表)で世界大会でメダルを取っていて、学業成績も基準に達していたのに、自分の行きたかった大学の一つは「競技を続けるのなら推薦できない」と言われ、もう一つの大学は、女性選手へのスポーツ推薦制度がなかったので行けなかった時代でした。(もちろん一般受験をする日程を確保し、その期間の試合は棄権すれば受験は可能でしたが)
競技も勉強も両方極めたいと思っている女性アスリートには、進学がしにくかった時代でした。
当時、「男性だったら推薦できたんだけどね」と言われた言葉は、結果的にはその後の自分のエネルギーにさせてもらいましたが。笑
スタンフォード大コーチが見た「米国的個人」と自死を防ぐプッシュ型ケア
田中ウルヴェ 京スポーツ心理学者/博士(システムデザインマネジメント学)/慶應義塾大学特任准教授
ここ20年で少しずつではありますが、日本も変わってきています。でも20年です。
20年前に、競技引退後にも、選手には人生があるというキャリアトランジションシステムを日本でも導入することが大事だと話したときに、様々な組織で絶対に選手に引退の話はするなと言われたこともあります。
メンタルヘルスについても、キャリアについてもリテラシーが広まっていない事は、長く課題にあり、少しずつ動いている現状です。
メンタルケアに関しては、アスリートも芸能界で活躍するパフォーマーの皆さんも1人の人間が、ソーシャルアイデンティティーとの葛藤の中で生きている意味では同じです。
メンタルヘルスにおいては、精神疾患の有無だけではなく、ウェルビーイング、つまり、自分とは何かという指標も大事です。
事務所が所属タレントにスポーツ心理学者を配置しているところも出てきているので、少しずつ進んでいると思います。
少しずつでも心理の専門家は何をするもので、どのようなヘルプが可能か、広がることを願っています。
NORMAL
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