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【酒井崇匡】「〇〇 増やし方」から読み解く日本人の傾向
荒木 博行学びデザイン 代表取締役社長
コロナを機に、「自分に自信を持つ方法」「好きな人に好かれる方法」など、自己肯定感や他者評価を高めたいという検索が軒並み減少しているとのこと。
物理的に新たな対人接点が減って、「他者に見られている自分」ということを意識する機会がなくなってきたのかなと思う。
今まで他者の眼差しによって「マイペース」が失われていた人にとっては、「自律」を取り戻す良いきっかけになるんじゃないかな。
そして、これを機に、他者から解放された「自由な自己表現」が世の中に増えてくる時代になるのかも…というのは期待しすぎだろうか。

【教養】日本人が忘れている「レアメタル」をあなどるな
荒木 博行学びデザイン 代表取締役社長
レアメタルは、「国内で採掘できるかどうか」問題もあるが、「環境コストを負担できるかどうか」問題も大きい。
自分の手元にあるスマホも、できるまでにどれだけの環境負荷がかかっているのか。見逃されがちな問題ですね。
知らないこと、いろいろあります。
「レアメタルの産出は、とにかく汚い。採掘・精錬するためには、莫大な環境コストを払わなければいけません。先進国は、それを負担しきれませんでした。
例えば、レアアース生産を手がけるアメリカの資源会社モリコープは、環境汚染で閉山に追い込まれています。鉱物を処理する過程で汚染された水が漏れ、土壌が汚染されてしまったのです。」

【磯田道史】歴史を変えた偉人の「読み方」に学ぶ
荒木 博行学びデザイン 代表取締役社長
磯田さんの読書論。
読書の過程での「思う量」が大事って、その通りですね。
量やスピードばかり追いかけて、読書が作業化しちゃっているケース、よくあると思います。
で、読み終わって1ヶ月経つと、読んだ中身が全てが消えてしまっている…。
だから、読書時間=文字を追う時間、とするのではなく、読書時間=『文字を追う時間+そこから示唆や意味を考える時間』と再定義した方がいいと思います。
理想的には、その比率が3:7くらいで、考える時間を重めにした方がいい。
もちろん読書量は減りますが、いざという時に、読んだ本が助けてくれる機会が間違いなく増えます。
たとえ一年に一冊しか読まなくたって、その一冊を噛み締めるように読んで、人生が良い方向に変われば、それ以上の読書ライフはないと思います。

【読書猿】思考がみなぎる「ディープな読書」の技法
荒木 博行学びデザイン 代表取締役社長
本との出会いを「運任せ」にしない、ということはその通りですね。
良い本に出会う確率が高い人は、自分をよく理解している人だと思います。
自分が知りたいこと、レベル感、好きな文体、今の自分の気分などがしっかり自覚していれば、本屋でぱらっと見ただけで当たりかどうかが判断できる。
でも自分のことをわかっていなければ、「自分にとって適切な本」を選ぶことができません。
そういう人ほど、「オススメの本はないですか?」と選書を他者にマルっと依存したり、ベストセラーに盲目的に従って失敗する。
そうやって本が嫌いになっていく人、たくさん知ってます。
どれだけベストセラーって言ってもその本のシェアは1%にも満たないわけです。
万人にとって素晴らしい本はあり得ないわけで、他者は無視して自分にフィットする本を探せばいい。
そのためにも、まずは今の自分を自覚することから始めたらいいと思います。
選書の場面で問われているのは、本ではなく、自分です。

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