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Vol.72 ちゃんと途方に暮れよう/『哲学探究』
荒木 博行学びデザイン 代表取締役社長
今回はウィトゲンシュタインの『哲学探究』から、「途方に暮れる」というキーワードについて考えてみました。
考えている暇があったら動け!と言われてしまう慌ただしい業務環境において、「途方に暮れる」という行為は最も忌み嫌われることかもしれません。
しかし、ウィトゲンシュタインの言う通り、哲学的な問題に立ち会う時、僕たちは途方に暮れざるを得ないのです。
怒ったり、問題解決に動いたり、気の利いたことを言う前に、しっかり途方に暮れる。
途方に暮れるからこそ、矛盾を孕んだ大きな問題に立ち向かうことができる。
そんなことの大切さを感じたセッションの振り返りです。近内さん、ありがとう。
Vol.71 心には自浄作用がある/『人を動かす』
荒木 博行学びデザイン 代表取締役社長
絶対にやってはいけないミスをしてしまった時。
それがどれだけ自分が悪かったとしても、その瞬間は「自分は悪くない!」と考えてしまう。
これは心を守るための正しい防御反応であり、その反応を過ぎれば、やがて自分の責任を徐々に受け止められるようになる。
この心の中の自浄作用が働くための「間」を、私たちは作ることができるのか?
…ということを、息子のラグビーのプレーをきっかけに考えてしまいました。
炎天下の中、朦朧としながら試合見学をしていると、いろいろ脳内では小人たちの対話が活発になるものですね。
その小人たちの対話を文章にしたためました。
暑い夏です。皆さんもご自愛ください。
上司は辛いよ!令和のリーダーシップ対談
荒木 博行学びデザイン 代表取締役社長
トピックス仲間の南さんとの対談記事がNewsPicksで掲載されました。いかに他者を観察していないか。この点について、南さんの話はどきっとします。他者のいいところ、20個も書ける自信がないなぁ…
私もリーダー育成のコーチングをする時に、最初に「部下のいいところを20個書けますか?」と質問するんです。
少しでもいいから書けたら、それに関して自分が見た事実も書いてもらいます。するとほとんど書けないんですよね。皆、自分が思いたいように思っているだけなんです。つまり、「この子はいい子」だというのは、「いい子だ」と思いたいということ。願望を語っているに過ぎないケースが多いんです。

【保存版】「ながら聴き」音声コンテンツ103選

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