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自民・菅グループ「ガネーシャの会」も解散検討
髙尾 知達Funds取締役CLO/弁護士 Fintech協会常務理事
これは意外かな、、人事とカネの機能をもたないグループまで解散となるとそれはどうなんだろう。そもそも今回の問題はキックバックされた資金が収支報告書に記載されず裏金化されてきたことで、派閥の存在はその温床になったことから解消の流れになっている。個人的には岸田さんの決断は政治的一手として思い切ったものだと思うが、人事とカネに関わらないグループまで解散となると逆に政治は機能するのだろうかと思ってしまいます。
三人寄れば派閥ができる(政治が始まる)というように、共通目的を遂げるために複数人が多数派を形成しようとすることはごく自然で、それは政党内においても一定の政策の幅の中では実態として当然あり得ます。わざわざ「グループ」を名乗る必要はない、固定化させる必要はない、という議論であれば納得ですが、政治的な団体形成そのものを否定する流れになってしまうのは少し違和感がありますね。
政府・日銀、CBDCの連絡会議を初開催 課題洗い出しへ
髙尾 知達Funds取締役CLO/弁護士 Fintech協会常務理事
CBDCをめぐっては去年12月に財務省が設置する有識者会議が論点取りまとめを行なっています。そこでは、①日銀と市中銀行の役割分担、②CBDCと他の決済手段との分担、③利用者情報の取扱いとセキュリティ確保などが議論されており、これらについて日銀ともこれらの論点をすり合わせるのだと思います。現時点で日本政府としてCBDCの導入を決めているわけではないものの、とりわけ他の欧米諸国の動向を注視しつつ、実務レベルの議論を重ねておくことは重要です。
財務省「CBDC(中央銀行デジタル通貨)に関する有識者会議」取りまとめ
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_cbdc/cbdctorimatome.html
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