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ソフトバンクG、5兆円超の投資損失‐CFO「攻めるための『守り』を続ける」
牧野 成将Monozukuri Ventures CEO
「今の環境下では『守り』を重視することが得策」という言葉通り、21年度Q1の$15.6Bから22年度Q3は$0.3Bと約1/50に投資額は減少。
米国のマクロの投資額をみても、21年Q3〜22年Q1でプレシード/シード、またシリーズA以降の調達額は大きく減少しており、その後は乱高下を繰り返している状況です。
https://monozukuri.vc/ja/investmentreport2211/
ただ「AIによる革命への確信は変わっていない。また十分な手元流動性を確保しており、攻めようと思えばいつでも攻められる」との言葉通り、アメリカは回復する時には一気に回復するので今後も注視していきたいと思います。
日立オートメーションとKyoto Roboticsを合併、日立がロボティクスSI事業を強化
牧野 成将Monozukuri Ventures CEO
Kyoto Roboticsは、もともとは3Dビジョンに強みを三次元メディアという立命館大学発ベンチャーでした。その後、ロボット分野への本格進出を行い、INCJ等からの出資(2016年)、Kyoto Roboticsへの社名変更(2018年)、そして2021年4月に日立との資本業務提携が発表されていました。
また日立は「Lumada」という概念を中心に「プロダクトを売り」から「ソリューションやサービス」といったデジタル化を強力に進めており、2021年3月には米国のデジタルエンジニアリング(DX支援)のGlobalLogicの買収(約96億ドル)を発表していました。今回の合併は、こうした全社戦略の中で不足している部分を補い、サービスを拡大するためということです。
日本の製造業企業がスタートアップをM&Aしたという事例では、2018年にロボットベンチャーのライフロボティクスをファナックが買収して話題になりました。ただその3ヶ月後に信頼性の問題から生産の中止が発表されスタートアップ買収へのネガティブなイメージが広がってしまいました。
個人としては日本の製造業企業がスタートアップを取り込みながら成長を加速していってほしいと思っており、今回は成功事例に繋がってほしいなと思います。
注目集まる大学発スタートアップ、20年前の「1000社計画」時代と何が変わったか
牧野 成将Monozukuri Ventures CEO
学生時代に「大学発ベンチャー1000社計画」が発表され、私自身の研究対象でもありました。当時は「活動を教員個人に任せていた」というのは事実で、多くの大学発ベンチャーが研究の延長線上で会社のビークルが活用されていたというのが一つの発見でした。そのためVCからの資金調達も厳しく、会社として存続するがなかなか成果が出なかったというのが一つの結論なのかなと感じています。
その後、数から質の転換と言われるようになり、大学VCが設立されたわけですが、大学VCの役割として資金に加えて、経営人材や事業開発人材とのマッチングの必要性も出てきています。その意味では慶応義塾とビズリーチとの連携にはすごく期待しています。
冬の時代にこそ向き合いたい、スタートアップが取り組む「課題論」
牧野 成将Monozukuri Ventures CEO
スタートアップの業界に長く携わっていますが、もう課題は出尽くしたと思いつつ、いつも新しいスタートアップが出てきます。「テクノロジーの変化」「規制の変化」、さらに「環境の変化」といった「変化」がそんな新しい課題を生むキーワードだと感じています。冬の時代ではありますが、一方で、働き方、規制等あらゆることが変化してきており、スタートアップにはチャンスとも言えるのは間違いないです。更に技術やサービスの普及スピードが圧倒的に早くなっており、「スピード」ももう一つのキーワードですね。
TECHNOLOGY AT WORK
https://www.oxfordmartin.ox.ac.uk/downloads/reports/Citi_GPS_Technology_Work.pdf

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