上野 翔碁

雲の上の走りを体験してみませんか？ 「次」のテクノロジーを紹介する『Next Big Thing』──。 今回は、ランニングシューズのブランド「On」についてです。 ボストンマラソンで優勝した選手がいたことから、一躍有名になりました。 わたしもOnを履いたことがありますが、ふだんの靴よりかなりクッション性がよく、今にでも走りたくなるような履き心地でした。 デザインもシンプルで、カジュアルな服装にも合わせやすい一足です。

今回の10分読書は「疲労の科学」についてです。 疲れが定量化できないというところに、疲労の強さを感じました。 過労死（karoushi）というものは突然訪れるものですが、それを対策する方法も、相手にそれを気づいてもらう方法も、まったく確立されていません。 日本の「残業当たり前」の考え方や、疲れていても周りに言えない環境が、わたしたちを苦しめているのだと推察しました。 「疲れはみえないけれど、確実に蓄積している」。 こう思っているだけでも、少しだけ心が楽になる方向へ動いていくかもしれません。

ベスト100の邦訳本調査を担当しました。 日本にいるからかほとんどの本は知らないものばかりでした。 しかし、国内外問わず、たくさんのamazonレビューを見ていると、気になる作品が多数ありました。 純日本の書籍ではなく、邦訳本にも手をつけてみたいなと感じました。

近年、今年は例年より涼しいです、という予報を見たことがありません。それくらい、年々温暖化が進んでいっている証拠だと思います。 何もしなければ、地球は冷たいままですが、大量に石油を使ったり、機械を使って、人間が過ごしやすい生活をすることで、むしろ、過ごしにくい地球になっていっています。 高所得の人が生活水準を下げるのがなかなか難しいように、それらをやめてまで、これ以上不便な生活に戻るのは難しいでしょう。 地球全体で協力して、温室効果ガスの排出は止めないといけないですね。

火星に住みたい！そんな夢のような話に本気で取り組んでいる男がいます。 「次」のテクノロジーを紹介する『Next Big Thing』。 今回は「マスク氏の火星移住計画」についてです。 ロケット、電気自動車、ソーシャルネットワーク、トンネル堀りといった一見バラバラに見えるマスク氏の所有会社。 それらがすべて繋がるところが「火星」での取り組みです。一貫して、地球で使うものよりも圧倒的に頑丈なものをつくる、強固なものをつくるという取り組みは、将来の火星移住に繋がるように思えます。 彼がこれから買収する会社も、もしかしたら火星に住むためのものかも？そう考えると納得感があります。

今回の10分読書は「チームでの困難への立ち向かい方」についてです。 わたし自身、高校時代に吹奏楽部の幹部をしていましたが、予想外のできごとにはたくさん遭遇しました。 主要部員が急にやめてしまう、お金がないのに楽器が急に壊れてしまう、合奏があるのに十分に練習できていない。 今考えるとそのすべてが、事前に心構えができるものばかりでした。起きた事象をそのまま受けとめるのではなく、ワンクッションあるだけでも、個人単位でもチーム単位でも、その後の行動が全然違ったなと思いました。