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1300万円を即決「科博9億円クラファン」で最高額寄付のIT企業「会社は何のためにあるのか」
三ツ村 崇志Business Insider Japan 副編集長
国立科学博物館が9億円を集めたクラウドファンディングが話題になりましたが、クラファン終了後クラスメソッドというIT企業から1300万円の寄付をしたという発表がありました。科博には継続寄付をしている企業もありますので、今回のケースだけを持ち上げてどうこういうわけではありませんが、かなりのスピード感で支援を決めていたので、その背景や考え方に今後のヒントがないかどうか伺いたいなと思い取材しました。
以下の記事の篠田館長のインタビューでもお話していましたが、こういった寄付のお金はなかなか出しにくいので、創業社長が健在で意思決定の力を持っている企業でなければなかなか難しいのかもしれません。まさに今の時代、IT企業がその立場にいるのかなと。
▶8億円突破の科博クラファン。大成功の裏で館長が語る、日本の課題「国家の意志の違い」
https://www.businessinsider.jp/post-277601
▶クラファンで8億円、国立科学博物館「運営の危機」の要因。「失われた30年」で消えたものとは
https://www.businessinsider.jp/post-277748
▶2日で4億円突破の「国立科学博物館」クラファン。大成功でもまだ気が抜けない理由
https://www.businessinsider.jp/post-273723
シリアルアントレプレナーなどと寄付の流れが似たようなものだという話しは、個人的に腑に落ちました。そう考えると、ディープテックが注目されている今の時代に成功した創業者の間で、今後アカデミアやサイエンスを支援する流れが出てくるかもしれないな…という淡い期待を抱いています。それまで持ちこたえられるかが問題ではありますが。。
完全栄養食のベースフードが売上8割増で四半期黒字化。それでも「黒字は続けない」と断言する理由
科学雑誌「Newton」が朝日新聞グループに買収。その歴史と「事件」を振り返る
三ツ村 崇志Business Insider Japan 副編集長
もと中の人として、このニュースは驚きをもって知りました。
民事再生債権の返済の目処がたち、比較的自由に動ける様になったタイミングで経営者が手放したかったのかな……。というのが個人的な印象です。
100%買収ということで、Newton編集部としてもいろいろあった創業者の家系から経営を分離して考えることができるのはいいことだと思います。
古くからアカデミアの方々の力を借りながら運営してきた媒体ですが、出版業界が次々とDXしていく中で民事再生の縛りによって(と個人的には認識)なかなかデジタル化ができなかったところはかなり出遅れた感があります(ので私は退職することにした)。ただ、とはいえ一般向けの科学領域のデジタルメディアでめちゃくちゃチャレンジして成功しているところも現状ぱっと見当たらないので、Newtonにはこれまでのリソースとノウハウ、支えてくださっているファン層を生かして、うまくそこを開拓して行ってほしいなと思っています。
追伸:ニュートンプレスのリストラに関する朝日新聞出版社からの回答について追記しました。

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