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コーヒー豆高騰の背景に…中国でブーム“悪魔のフルーツ”、ピザや火鍋にも【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
安定供給という使命感よりも儲かるものを植える。これは世界万国共通。ビジネスですからね。 ただ果樹の場合は単年作物とは異なり収益化する成木になるまで5-8年程度年月がかかりますから、農家の大規模転作が起きるとリカバリーまでかなり時間を要することになります。 また近年の事例で言えば、ちょうど10年前くらいからオーストラリアで同じように収益性と将来性に目をつけた柑橘農家達が柑橘果樹を切り倒してアボカド栽培に転作した経緯がありますが、8年経って転作した農家達が気づいたのは皆周囲の他農家も同じことを考えていた事実でした。今やオーストラリアは毎年溢れ返る何万トンとものアボカドを廃棄。廃棄量は果樹の成長と共に毎年倍増する勢いで増え続け、ニュースで報道されるような社会問題になっています。 記事の中国のドリアン農家達が何年前から作付けを始めたのか分かりませんが、彼の国の膨大な生産単位を思うと、何年か後にブームが去った時に大量廃棄の話題で溢れかえりそうな予感もしますね。成功するにせよ、失敗が待ち構えるにせよ、ケーススタディとして追っても面白いテーマのように思います。
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なぜ、PBなのに安くないの? ウエルシアとマツキヨココカラが「高級志向」を始めた背景
ITmedia ビジネスオンライン
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
"広告宣伝費や物流費などを抑えられるため低価格を実現できるのがPBのメリットだ。一方、PB商品の品質は「値段相応」であり、高品質や目立った特徴を求める商品としての認識はされてこなかった" この辺は、卓上の定義で考えた場合は…という印象を受けてしまいます。最も世の中にPBが広がり始めた2000年代前半にPB食品向け食品素材を供給する仕事をしてましたが、実際には売れ筋のNBがベンチマークとしてあって、"ブラインドテストで同等評価を得られる品質のPBを半額上代目標で作れ"という指示が現場には出ていたわけですよ。広告費?物流費?いやいや…最初から上代決め打ちの地獄設計でしたが? 結局、そうして値段叩けば数字が出るという流通戦略でPBが急拡大したからPB=品質相応という話になったのだと思います。 私は食品のことしか存じ上げませんが、差別化された素材や質の良い食品を相応の値段で提供できるならば、PBでも顧客満足を引き上げて単価を上げられる余地は十分あるはずだと思います。ただ基本的にはPBを企画設計する末端流通と原料開発を担う我々のような川上の原料屋は直接的な接点は少ないので、今のところはアプローチや選択肢は全て間に入るお抱えのメーカー次第ということになってしまう。 本気で流通側が川上の原料領域まで踏み込むようになれば品質や価値としてはまた違った改善フェーズに進める可能性もあると思います。品質向上や付加価値に目をつけ始めた流通側の変化は、その意味では良い方向性じゃないですかね。
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【小林製薬】5人死亡の「紅麹」に何が起きていたのか
NewsPicks編集部
Kawai Atsushiエシカル木熟アボカドとバナナを売るお兄さん 取締役
正直、少し冷静さが必要な話だと思います。 会見では方々の記者から回収の遅さ等を糾弾する質問が飛び交ってましたが、よく分からない中でも死亡報告を受けて回収に踏み切った彼らの判断はなかなか難しいものだったと思います。ひょっとすると自分達の責任ではない可能性すら残されているわけですから。 有毒性と因果関係は別として、本来製品に含有意図しないプベルル酸が含まれており、つまり規格外設計だったので回収したという彼らの話にも妥当性は感じました。 ただ、その背景を何故早い段階で併せて説明しなかったのか。そこが最大の疑問。 原因は不明。使っていた紅麹はシトリニンが出ないよう遺伝子組み換えされた菌株。発生ロットは特定された一部のみで他ロットからはピーク検出なし。最終的に推測されるプベルル酸と思しき存在も腎被害との関係性は不明で、更に亡くなった方々の中には別の死因の方もいる。 「白とも黒とも言えないが、本来の規格設計とは異なるプベルル酸のコンタミがあったので、毒性も関連性も分からないけど一旦生産を止め原因調査すると共にロット回収する。」と言えば、少なくとも彼らだけの問題範囲に収まったのではなかろうか。 それを「未知の成分」などと推測と不安を煽る表現で隠し通したことで、紅麹全体への市場の拡大解釈を許し被害拡大を生んだ一番の原因があるように感じます。
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