水谷 俊

女性に対する描写に対して問題があるとのコメントを散見した。 女性としてみるのではなく、個人としてみるべきなのでは？ そもそもジェンダー論では先進的な女性像に女性はならなければならないのか？ それは違うと思う。 古典的な女性像になる事を権利として認めた上で、先進的な女性像になる事をも認めているのだと考えられる。 だとするならば、献身的な妻や女将さんをキャラクターとして確立するのは悪ではない。（キャラクターは好き好んでこの形に落ち着いたのかもしれないのだから。 また、銀行内での幹部に男性しかいないというのは、このドラマに問題があるのではなく、そういう事実が残る銀行に問題があり、批判対象とはならない。 と、気になったところだけ文句を言いました。 半沢直樹、めちゃくちゃ面白いです。