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【秘伝】ビジネススクールで教える利益率20%企業の法則
NewsPicks編集部
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
知れば知るほど、製造業は「知恵の世界」。 私は2009年ごろ。ものづくりは設計情報の「転写」であり、情報の流れがいいほど、生産性が高まるといったことを学びました。 すり合わせ(インテグラル)とモジュラーのアーキテクチャを知ったのもそのころ。 そして思ったことといえば、「それって、ものづくりに限らず、すべての仕事に共通していることではないか」と。 その時、記事の作成に膨大な時間がかかっていました。毎度毎度、文章を一から「すり合わせ」をし、奮闘していたからです。 「これをなんとかパソコンパーツのようにモジュラー化できないか」と考えていました! …が、なかなかうまくいかず🥺 一つ分かったことは、手続きだけでもパターン化できる、いわば「プロセス標準」なら適応できると。 さらに、近年分かったことは、既存のリソースの再活用。例えば、過去に作った図。一部改変をすれば、再活用できることが分かりました。 最近では、今年のテーマを考え、そのテーマに沿った図については、汎用性を高くして、一部を再活用できるように、部分ごとに分けてモジュール化しています。 今回登場する図も、ベースとなるフレームワーク部分を共通化しました。 やはり、製造業の先人の知恵は、あらゆる仕事に汎用的に使えると理解しました。 読者のみなさんがオフィスワーカーであっても、ぜひこの記事のフレームワークを自身の仕事に糧に生かしてくださいな。
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【社長激白】なぜ、わが社に「1兆円買収」が必要だったのか
NewsPicks編集部
【白熱】次世代型太陽電池で、日本は負けられない
NewsPicks編集部
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
敗因は液晶テレビじゃない、太陽電池なのだ と鴻海精密工業の創業者で当時CEOであったテリー・ゴーは断言したそうです。シャープを買収する際に。 シャープはかつて太陽電池で世界シェアトップ、確か、2007年ごろにスペイン発のソーラーバブルによって原材料のシリコンが不足。それが原因で世界シェアトップから陥落しました。 そこで、原材料の長期契約を結んだのですが、その後バブル崩壊してシリコン価格は下落。しかし、契約という縛りがほどけず高値で原材料を購入すること余儀なくされ、ずっと同社を苦しめました(これはパナソニックも京セラなども同様に苦しんだはずです) さらには、化学メーカーのトクヤマや大陽日酸(日本酸素ホールディングス)も太陽電池関連の原材料の市況下落で大損失を被りました。 10年経ってだいぶ当時の悲劇が忘れられつつありますが... 私自身は駆け出しのころに、これから日本の成長分野は太陽電池と液晶パネルとリチウムイオン電池という記事を読み、しばらくしたら太陽電池と液晶パネルはすさまじい価格下落とともに、各社の経営体力をむしばんでいったのを目の当たりにした記憶があります。 逆に、一見するとローテクに見える印刷インキや紙おむつ用の接着剤などが日本企業に優位性を保っていたことにギャップを覚えました。 さてさて、この記事にあるように「塗布」「封止」は、お金よりも知恵が重要で、まさに日本で戦う土俵。 ただし、もはや技術だけでは勝てない。したがって、この記事に書いてあるように、過去の教訓を学びにしてほしいです。 ちなみに、積水化学工業は一般には住宅メーカーですが、「化学」が付くように、フィルム素材を中心に自動車、スマホ、半導体関連でいくつかのトップシェアを持つ会社です。 一方、それ以外の日本企業は投資競争に踏み切れるだけの余力があるのかやや不安汗 ただし、以前なら市場黎明期に国内のプレイヤー同士でカニばって世界で戦う前にヘロヘロになってきました。 今回、すでにほぼ大企業は積水化学工業1社に絞られ、あとはスタートアップという布陣で戦う。 むしろ、日本という島で経営資源が分散しないかもしれない、と前向きに考えてみます。
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【新】日本経済に希望を灯す、知られざる企業たち
NewsPicks編集部
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
コップに水が半分残っています。 それを「半分しかない」と捉えるのか、「まだ半分ある」と捉えるのか。「コップの水理論」でおなじみです。 私自身は、「まだ半分ある」と楽観的に考えた上で、「残りの半分をどのようにして増やしていくのか」と課題について考えるようにしています。 日本の製造業について考える際、前者の「半分しかない」に位置する、過度の悲観論が増えたように思えます。 その結果、「最近、国内投資が増えている」と話すと、「でも、製造業って付加価値の低い産業でしょ?」のようなお返事が返ってくることも汗 ちなみに、生産性でアメリカやドイツと比較すると、唯一健闘しているのが製造業(特に化学と機械) 話は変わって、今企業では「フィードバック」が話題になっています。フィードバックとは、その人の課題(伸び代)を伝えて、行動を変えてもらうためにあるもの。 日本では、フィードバックをするなら、「最初に3つくらい良い点を挙げてから、できていないこと(課題)を指摘する」が基本の流れだと思います。 相手の課題点ばかり指摘しても、本人が頑なになり、逆に変わらないとこともあるでしょう(かつてはそれでもよかったかもしれませんが) 同様に、日本経済の課題ばかり指摘していても、なかなか日本は変わらないと思います。優れた点を指摘しつつ課題も伝える。そのような特集にしたいと思っています。
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【最新機能】エクセル、パワポの「AI化」がすごい
NewsPicks編集部
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
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賢い「ノー」の伝え方。断るスキルで人生を最適化せよ
The New York Times
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
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知っています?決算資料でここまでビジュアル理解できる
NewsPicks編集部
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
かつて決算シーズンは、ダイエットシーズン。なぜなら、各社の会見をはしごするために大手町、茅場町、汐留、再び大手町を駆けずり回っていたからです。結果、自然と体重が落ちました。 今では、自宅のパソコンからさまざまな企業の会見に参加できます。もっとも聖徳太子ではないので、二つの会見を聞き分けられません。よって、別の会見は別の部屋でレコーダー録音しておき、後で聞くこともしてきました。 そして今、会見がユーチューブにアップされているので、当日聴けなかった会見は、それこそランニング中や、スーパーへの買い物移動中に聴ける時代です。 私自身は、決算説明会に参加してみて、「限界利益率」から、化学業界などで使う「フォーミュラー」(原材料価格に合わせて自動で製品に転嫁できる便利な仕組み)まで、決算会見でいろいろと学びました。 知らないことを恥と思うのではなく、新しい世界への扉と考えると、とても学びになります。それが今、誰でも参加できます。 私自身ですら、こうした時代にあって、これまでほとんど取材しなかった業界に対して、決算説明資料を読み、決算会見の音声・動画を聞くことで、瞬く間にキャッチアップできるという恩恵を受けています。 決算の民主化を生かせば、多くの人が学びの機会を得るでしょう。 ちなみにおすすめとして、もし所属する企業が上場していたら、自社の決算会見を視聴することです。自社内とは違った風景が見えます。
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オープンAI、チャットGPT開発で損失5.4億ドルに倍増=報道
Reuters
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
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ホンダ・GSユアサ、日本国内にEV電池工場 4000億円規模
日本経済新聞
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
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【直伝】デザインと経営を融合する「アーキテクチャ思考」とは何か
NewsPicks編集部
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
今日のテーマの一つは、制約の中でいかにしてコンセプトを導くか。 ちなみに、今回の特集タイトル(≒コンセプト)は、「経営をデザインする」。だたし、GW期間中。「勉強チックな特集は読みたくない」と討ち死(読まれない)の懸念がありました。 メンバーにも相談。「やはりライトな内容を読みたい」という本音をもらいつつ、「最近の特集で経営のテーマが少ないから、GWでも行けるのでは」という意見も。 私の本望としては、「デザインの話と経営戦略の話」というコンテンツのコアは失いたくない。 その葛藤を例えると、食べやすいが、どうしてもビタミンが減る料理と、若干生野菜感がある(硬派だ)がビタミン豊富な料理、どちらを取るかのジレンマです。 皆さんの意見を聞き、最終的にはコンテンツのコアである硬派な内容は維持しつつ、写真を多めにしてトーンは春とGWらしく明るめ。通例に反して、かなりの数の写真を挿入しました。文体も「ですます調」。 こうして、硬派な内容(ロジック的)と柔らかいという「水と油」をあえて混ぜる「ロジやわ(軟)」路線で行きました。 これが今回登場する西澤明洋さんのインタビューにも出てくる、与条件の整理と、前提条件を疑うことのなのかなと。日々、試行錯誤をしています。 皆さんの日々の仕事でも、与条件という制約があることの葛藤、そしてその制約を「解いた」際の喜びがあるのではないかと思います。
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【新】なぜ優れた経営戦略は「デザイン」されているのか
NewsPicks編集部
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
若干、我々の手の内を明かすと、NewsPicksのデザインや図は、まず記者が原作を作り、デザイナーが図に仕上げるケースが多々あります。 私自身は、デザインについて学んだことがないどころか、中学時代に美術で苦労したクチ。したがって、NewsPicksでも苦労しました汗 ターニングポイントは、プレゼンツール(パワポでもキーノートでも)で最初にやることを変えたこと。それは「パワポ画面を縦にすること」でした。 NewsPicksはスマホサイズなので、載っている図も縦サイズがほとんど。そうすることで、目線を上から下、その次に左から右に見て、順序通りにメッセージが伝わりそうかどうか、考えるようになりました (プロのデザイナーからすれば、まだまだ甘いでしょうが)。 波及効果として、文章そのもののデザインも意識することに。 例えば、スマホサイズで見たときに、長すぎないか、一段落が2~4行程度でリズムが悪くなっていないか。 説明が長くなりそうなら、「3つのポイント」のようにポイント化をして箇条書きのようにして、読者がすらすらと読めるようにできないか。 こうして図のデザインで四苦八苦して得た学びが、文章にも応用できる。 いやむしろ、図も文章も、本質的には「どうすれば、受け手の頭に情報がスムーズに入っていくか」に尽きるのではないかと思います。
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マスク氏注目の省エネ暖房「ヒートポンプ」、日本勢が欧州で攻勢
Bloomberg
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
欧州というと比較的成熟市場の印象もあります。 ただし、2000年代はじめまでは、空調市場はほとんどといっていいほどなかったはずです。ガス燃焼暖房が中心だったので。 しかし今は、中国や東南アジア、インドがかすむほどの有望な急成長市場です。 第一に、2004年前後の熱波によって、空調(エアコン)の普及が加速しました。 そして、今ではEUにおいて、ヒートポンプが再生可能エネルギーと位置付けられ、ロシア産のエネルギー調達も課題となったことで、設置補助金を設けるようになりました。 以下、ヒートポンプの説明 日本でおなじみの「エコキュート」と同様に、室内と室外で「熱交換」によってお湯を作り、お湯を床下に張り巡らして床暖房にする。 ヨーロッパで主流だったガス燃焼で室内を暖める方式より、エネルギー効率が数倍高い。 ロシア産化石燃料から脱却する狙いも加わり、各国がヒートポンプ暖房の導入支援策を導入。この2年で需要が年率30~40%急増している。 ダイキン、パナソニック、三菱電機が欧州市場の獲得に向けて攻勢をかけています。 ちなみに、ダイキンは欧州市場をヒートポンプで塗り替えるために、いわゆるロビー活動に力を入れてきました。ルールメイキングが奏功した側面もあるようです。
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日本が勝つためには『チームの力』が必要だ
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
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【知られざる】社員がパーパスを持つ、本当のメリット
NewsPicks編集部
平岡 乾NewsPicks ジャーナリスト
会社とは、自己実現のためのツール── 前職時代のある時、そのように思った日がありました。そして、自分のモチベーションとエンゲージメントが「爆増」した記憶があります。 ツールと位置づけると、会社を卑下しているように思われるかもしれません。実際にはそうではありません。 その会社に貢献することを第一目的にするのではなく、 お客さんに何かしらの価値を提供する、同時に自分のキャリアのプラスになる、 と考えると、実は長期的にその会社の信頼やブランドを含めて貢献することになる、 自分のキャリアにプラスになるなら、会社の短期的な評価を無視してでもモチベーション高く仕事に取り組めるようになる このように、「いいこと尽くし」でした。 ただし、「道具は人を選ぶ」との格言もあります。自分の実力が伴っていないと、そのツール(会社)に所属してもパフォーマンスを発揮できない=その会社に所属する資格がない こうした良き緊張関係も生まれます。 ちなみに、日立製作所の元会長の中西さんにインタビューした際、「会社とは、自分だけではできない『でかいこと』を他人の金を使ってできる『場』」と明言していたのも、印象的でした。
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