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Six product strategies to catalyze your Second Act
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Makhnutin Viktor株式会社ユーザベース Localisation Team Lead
SaaS市場ではスケールがキーである、とBessemer Venture Partnersが主張する。 市場規模で見ると、首位企業がだいたい50%を支配し、2位は30%以下で、3位は最大でも20%程度。 こういう市場構造で、急成長を実現することが最重要で、それをもたらす戦略は、やはりスケールです。それに必要なのはイノベーションで、Bessemerがそれを「セカンドアクト」と名付けています。ある程度なコアマーケットを獲得した後に、次のステップとしてプロダクトイノベーションを実現するのことです。 具体的な戦略の内容は企業によって異なりますが、代表的なのは下記の6つ: ① パートナーエコシステムの立ち上げ  SalesforceのAppExchange、ShopifyのApp Storeなど ある意味で定番の戦略です。Shopifyのケーススタディが要注目。 ② 業界特化型SaaSで複数のサービスをレイヤーケーキみたいに重ねる 本来、垂直統合型は水平統合型に比べてTAM的に限られている。ただし、そこで特定の業界の各課題を解決出来るプロダクトを開発すると、その限界を乗り超えられる。Toastのケーススタディが必読。 ③ データ蓄積で価値造出、意思決定を支えるアクションにつなげる Procoreは、ゼネコン向けのプロマネソリューションから始めたが、そこから「建設関係者全員をグローバルなプラットフォームでつなげる」をミッションに、膨大なデータを分析して新しいプロダクトを続々とローンチ。 ④ 強いビジョンを基にユースケースを広げる 代表的な事例はCanva。「デザインを民主化」というビジョンを掲げ、そこから様々な媒体、ユーザー層、言語・地域、デバイスで使えるプラットフォームに成長。 ⑤ 隣接する業界に参入 ServiceTitanが代表。最初は空調・電気・排水に注力した後、水処理、造園、防除などもカーバーできるように事業を拡大。 ⑥ 技術を軸に横展開し総合ソリューションになる ピンポイントのプロダクトからワンストップソリューションへ。 代表的な企業はYotpo。最初は小規模EC向けのUGC(口コミ、写真アップロードなど)に特化したプロダクトから開始し、 ロイヤルティポイントからSMSマーケティングや自動化にも展開。
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