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【追悼・山崎 元】「正義の経済評論家」がNewsPicksに語った全記事
安田 洋祐大阪大学 教授
山崎元さんと初めてお会いしたのは、僕がまだ20代、山崎さんが40代の頃。当時の職場(六本木)近くのバーに飲みに連れて行ってもらったのが懐かしいです。お酒が(たくさん)入っても、一切上から目線で語ろうとせず、こちらの話をしっかり聞いてくださったことが強く印象に残っています。
僕が拠点を大阪に移してからは対面でお話しする機会はありませんでしたが、X(Twitter)などを通じて緩く交流が続いていました。視点こそ少し異なるものの、僕が関心を持っていた「地位財」に山崎さんも注目されていて、なんとなく親近感を抱いたりも。
ガン闘病中なのは知っていたにもかかわらず、励ましの言葉ひとつもかけることができなかったのが本当に心残りです。山崎さん、ごめんなさい。楽しいお酒をご馳走さまでした。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
加熱式たばこ、紙巻きと同水準の税負担へ 政府・与党、防衛財源に活用 大綱に明記へ
安田 洋祐大阪大学 教授
今年の漢字として「税」が選ばれる中、加熱式たばこの増税が決まりました。
加熱式たばこと紙巻きたばこの税差に注目が集まっていますが、両者では単に税の水準が異なるだけではなく、実は<課税方式>そのものが大きく異なります。
そのせいか、標準的な【従量税】が課されている紙巻きたばこでは起こらない価格競争が、【従価税】のウエイトが高い加熱式たばこでにわかに(かつ急速に)起き始めています。
先日たまたま、関連する論考を執筆して公開しました。今後、加熱式たばこの増税プランを検討する際にも、重要な論点になるのではないかと感じます。ご関心のある方はぜひご覧いただけると嬉しいです😊
・インフレなのに大幅な値下げが起きたのはなぜか? ~加熱式たばこの税制改正と価格競争
https://econ.news/papers/01-jp/
加熱式たばこ増税へ、防衛財源に活用…政府案
安田 洋祐大阪大学 教授
今年の漢字として「税」が選ばれる中、加熱式たばこの増税が決まりました。
加熱式たばこと紙巻きたばこの税差に注目が集まっていますが、両者では単に税の水準が異なるだけではなく、実は<課税方式>そのものが大きく異なります。
そのせいか、標準的な【従量税】が課されている紙巻きたばこでは起こらない価格競争が、【従価税】のウエイトが高い加熱式たばこでにわかに(かつ急速に)起き始めています。
先日たまたま、関連する論考を執筆して公開しました。今後、加熱式たばこの増税プランを検討する際にも、重要な論点になるのではないかと感じます。ご関心のある方はぜひご覧いただけると嬉しいです😊
・インフレなのに大幅な値下げが起きたのはなぜか? ~加熱式たばこの税制改正と価格競争
https://econ.news/papers/01-jp/
【図解】今、GAFAが最も注目する「経済理論」はこれだ
安田 洋祐大阪大学 教授
僕も取材協力させて頂きました!去年10月に受けた取材で、「これはお蔵入りか?」と半ば覚悟していたのですが、無事に公開されてホっとしてますw
オークション理論や検索連動型広告への応用に関するより詳しい解説については[1]を、経済学のビジネスへの活用については[2]をチラ見していただけると嬉しいです。それでは皆様、どうか良い週末を^^
[1]オークション理論とビジネスへの実践
https://note.com/yagena/n/n5552715e89d9
[2]あすを探る:経済学でお金儲け!?
https://note.com/yagena/n/nbe2ab22f2ba8
参考文献の最後に挙げられている、Amazonのチーフエコノミストによる『ビジネス・データ・サイエンス』は日本語訳も出版されています。ご参考まで!
https://amzn.to/3tX0Pwy
デジタルシフトの好機に 安田洋祐大阪大准教授
安田 洋祐大阪大学 教授
日経新聞の松尾記者に取材して頂きました!先週の火曜日(17日)の発言なので、少し感覚的に古いかもしれません…😅 新型コロナ騒動で進みつつある「デジタルシフト」に焦点を当てています。どのような道筋でこのシフトが加速するかについては、明日(3月26日)の朝日新聞に掲載予定「あすを探る」で深掘りします。そちらもぜひご注目下さい😊
【補足】
記事には反映されませんでしたが、経済対策については個人への迅速な(一律の)給付金がベストだとお答えしました。不安を解消するために一回限りの給付ではなく、「終息するまでの継続的な支払い」を提案させて頂きました。(↓は取材メモ/草稿の該当箇所)
「個人向けには給付金、企業には融資が必要だ。急激な需要減に対応するため、国民1人に1週間~10日ごとに1万円を支給するのはどうだろう。政府は経済の混乱が収まるまで給付すると約束する。」
五輪に代わる「スポーツの祭典」ついては、もし仮に中止になってしまった場合にプランBとしてどうだろうか、という提案です。すでに延期が発表されましたが、万が一まとまらずに中止に傾きそうになった時には、こういう逆転の発想(?)もアリかもしれません。
ピークカット戦略(集団免疫戦略)は地獄への道で舗装されている
安田 洋祐大阪大学 教授
ビットコイナー兼ブロガーである大石哲之さんによる論考。英国政府が方針として打ち出したピークカット&集団免疫戦略の問題点を、重篤化率や人工呼吸器の数といった数字をもとに議論しています。筆者の推定によると、医療崩壊を防ぎつつ集団免疫を獲得するためには、ピークカットの期間は(理想的な状況を想定しても)【36カ月】ほど続く、という意外な結果を導いています。ピークカットの議論の際によく用いられる「ポンチ絵」には目盛りが表示されていませんが、実際にはこのイメージよりも遥かに横長で背の低いグラフを目標としなければいけない、という点は目からウロコでした。
本記事に対する反論として書かれた、ショーンKYさんの次の記事を合わせて読むとさらに理解が深まると思います。ご参考まで!
「今回の新型ウイルス対策として根絶に賭けるのは危険」
https://note.com/kyslog/n/n28b1ae768740
コロナ対策に休校は無意味なのか?医療政策のエビデンスをもとに解説(津川友介)
安田 洋祐大阪大学 教授
UCLAの津川さんによるエビデンスにもとづいた論考。タイトルから期待される「休校措置自体の是非」というよりは、むしろ休校を決定した場合に
・感染者が出てから休校する「台湾方式」(Reactive school closure)
・感染者が出る前に休校にする「日本方式」(Proactive school closure)
のどちらがより効果的かを、既存研究を紹介しながら評価しています。
過去のインフルエンザ流行の事例をもとに、医師でありネットワーク研究の第一人者であるニコラス・クリスタキス氏(イェール大学教授)は、感染者が出る前に休校する「日本方式」の方がよい、と主張しているようです。専門家でないとアクセスが難しい、こうした旬な情報を伝えて頂き感謝です^^
COVIDと対峙するために日本社会が変わるべきこと
安田 洋祐大阪大学 教授
感染症の専門医で、最近はテレビ番組などで積極的に情報発信されている岩田健太郎・神戸大学教授のブログ記事。ウイルス自体の特性である「潜伏期間」ではなく、社会的な要因によっても左右される「発症から受診まで」の長さが、今回の新型コロナウィルスを広げている主因ではないかと分析されています。
日本人は体調が悪くても休まない/休めないため、ウイルスの感染を広げてしまいやすいのかもしれません。しんどかったらすぐに休む、仕事や学業を効率化する、無駄に病院に行かない、といった具体的な対応策も提示されていて、参考になりました!
現在もテーマパークやイベント会場で新型コロナ対策が講じられていたり、実際に大型イベントが中止になったりしています。こんな中で(いよいよ来週に迫った)国立大学の入学試験はいったいどうすべきなのか… 当事者としてもかなり心配です。
“僕らのシミュレーションでは、「たとえ同じウイルスでも」感染者が発症してから受診するまでの時間が違うとずいぶん二次感染のインパクトが変わることがわかりました。
初期は軽症なので受診動機が小さい。よって、「発症から受診までの時間が長くなりやすい」傾向をこのウイルスはもっているのです。
勤勉な日本人は風邪症状くらいでは休まない。自宅で安静にもしないし、受診もしないかもしれない。… このウイルスは日本の社会でこそ広がりやすいウイルスなのかもしれない。”
NORMAL
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