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【危機】グリコ、HOYAのトラブルが「他人事」じゃない理由
NewsPicks編集部
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
問題の構造は正しく指摘されているように思います 根本には経営者のシステムに対するリテラシーの低さ、重要度の認識の低さがあると言われます 記事の3つ目のIT技術者がベンダーに偏在している問題は、分かり易い数字があって、日本はIT技術者の7割がベンダー側にいて、ユーザー側は3割と言われますが、アメリカだと反対でユーザー側が7割だそう ユーザー側がよくわからないまま発注し、業務の標準化の発想がなく「我が社は特殊」という認識でカスタマイズが増え、開発工数が増えるしベンダースイッチがしにくくなるカスタマイズはベンダー側は喜んでやる さらに投資を抑えるために古いシステムをツギハギで使うことも相まって「スパゲッティ状」とも揶揄されるように複雑に入り組んだシステムとなり、ベンダーを変えたくても変えられないロックイン状態となり、柔軟性もないなかなか怖くていじれないシステムが出来上がってきました めちゃめちゃ投資がかかり、止まると一大事という意味では大きな経営課題であり、もっと人に投資をして専門部隊を作り上げていくことが必要と感じますし、外部に発注する際もベンダー側の我田引水にならないように「設計」と「施工」を分離することも重要です
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マッキンゼーや大手コンサル会社の黄金期は過ぎ去ったのかもしれない | AI技術で人間のコンサルタントは不要に?
クーリエ・ジャポン
占部 伸一郎コーポレイトディレクション Managing Director
確かに海外メディアではリストラや、入社を遅らせる話や、昇格が少ない話などをよく目にしますので、かなりスローダウンしてるんでしょうが、コロナ期に調子に乗って人を取りすぎた、というのが大きい気がします 要因として挙げられている地政学はおそらくコンサルティング会社に限らない一つの大きなリスクであることは間違いありません 2つ目のESGや脱炭素のバブルが落ち着いたというのもそうなんでしょうが、時々でテーマを作り出し続けてきているので今後もいろいろあるでしょう 3つ目のAIについて将来的にはそうなのかもですが、企業がガンガンAIを使いこなせるならDXプロジェクトなんていらないんでしょうし、AIを使いこなすのコンサルタントの方が早そう。また、安宅さんがかねてより指摘していた、経営資源がヒト・モノ・カネから、ヒト・データ・キカイに変わっていく中で、どうマネジメントするか、何までAIに任せるかなど経営意思決定はより難しくなっていくので、そういうニーズはなくならないと思います 全体として、本当の経営マターをやっているなら大丈夫ですが、高級文房具的な部分は削られるかもなので、マーケット全体としては減るというのはそうなのかもしれません
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