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一歩先の未来も読めない今、経営の武器として「シナリオプランニング」が有効となる理由
山中 祐輝Uzabase, Inc. SaaS事業執行役員 マーケティング担当
変化の量やスピードが増しているからこそ、シナリオプランニングの投資対効果は上がっていく気がしますね。
一見遠回りな気もするし、「重箱の隅を突くような議論をして意味がない」と思ってしまいがちですが、この数年でもCOVID-19 、地政学的な変動(ウクライナ・ガザ情勢)、生成系AIの台頭、日本では急激な円安など、あらゆる種類の変化が次々とやってきているのは事実。何か大きなイベントが起きた時、想定内か想定外かで雲泥の差があり、会社・事業経営においても「有り得なさそうな未来も含めて想像しておく」ことで確実に初動が変わりそうですね。
変化の時代、中期経営計画を活かせる企業は強い
山中 祐輝Uzabase, Inc. SaaS事業執行役員 マーケティング担当
「中計は組織の機動力を高める手段」という言葉に象徴されますが、開示義務があるわけではない中で組織としては大きな工数をかけて作るものなので、「公表することが目的になっていないか?」は改めて冷静に見直す必要がありますね。
直近、中計を廃止する企業が出てきていますが、これは「中計に意味がない」というよりは、長期的なビジョンをしっかり発表することで、形式的な中計の発表をやめたという意味合いであり、中計そのものへのアンチテーゼではないと思っています。
コーポレートバリューや中長期の目指したい姿を言語化し、そこに向けて柔軟な戦略の策定・組み換えができる(=中計をうまく活かす)企業が強い、ということであり、強く成長できる企業は中期経営計画と呼ぶかどうかはともかく、このような意味あるプロセスがちゃんと作れているということなんだと理解しました。
三井化学社長が語る「従来の発想では生き残れない」理由
https://newspicks.com/news/8631520
味の素 中期経営計画を廃止
https://newspicks.com/news/8806314
「事業計画はストーリーで語るべき」10X CFOがPEファンド時代に学んだ、 経営と現場のつなぎ方
山中 祐輝Uzabase, Inc. SaaS事業執行役員 マーケティング担当
事業計画に限らず、組織の目標/OKRなども論理的な部分と情緒的な部分の両方があって強いメッセージになると思っていて、その観点で「ストーリーで語る」というのはすごくしっくりきました。
そして、計画を立てる(語る)だけで終わらせずに実効性のあるものにするためにも、コントローラブルなものにフォーカスすることやFor Youの精神で現場のメンバーの解像度を高めにいくこと、そして敢えてスタンスを取ることで計画に対する良いフィードバックを得にいくことなど、目から鱗のHOWが詰まっていました。
極め付けは計画のスプレッドシートを全社公開することで、そのリスクよりもみんなが「自分ごととしてどんどん触ってもらえる」ことを優先しているというのが一貫していて素敵だなと思いました。確かに、自分でいろんな変数を触りながらシミュレーションしていくと、どんどん解像度が上がり、自分ごと化していきますよね。
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