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【やばい】日本人の「目が危ない」シンプルすぎる理由
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
実は、今月初めにこの特集でもコメントされている窪田医師の「近視は病気です」という刺激的なタイトルの書籍の出版記念シンポジウムに参加させていただき、窪田先生を含む医師のみなさんと意見交換する機会がありました。
「近視は遺伝性のものではなく、予防も出来る」
「近視は、緑内障、白内障、近視性黄斑症や網膜剥離などにつながり、マクロで見た経済損失や、個人でみたQOLの著しい低下につながる」という話は目からウロコでした。
例えば、強度近視の人は、そうでない人と比べて緑内障にかかるリスクが14倍高くなる、ことを示唆する研究もあるようです。
https://www.gankaikai.or.jp/health/57/index.html
ちなみに、緑内障治療薬は、マクロで見て年間1,000億円の医療費負担になっているようです。
https://www.santen.com/content/dam/santen/global/pdf/ja/ir/document/202203/db_2022_06.pdf
近視が様々な重篤な眼病につながるならば、その予防は、国民医療費の抑制に大きく貢献する可能性があると思いもしました。
政府として、エビデンスを集めて検証し、場合によっては対応を検討する必要があるかもしれません。
【小林製薬】紅麹問題で社長辞任。拭えぬガバナンスの大問題
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
報告書をしっかり読み込んだ良記事。
その上で、コメントするなら、記事後半で「元会長のら200万円報酬」が象徴的に取り上げられているが、実はもっと重要なのは、「ガバナンス不全の背景にあった創業家の経営に対する影響力排除」だということ。再発防止策の策定にあたっては、彼らの持ち株をどうするかがきちんと示されることが必要です。それは、取締役会から彼らを排除しても、彼らが大株主である限り、取締役会の決定を株主総会で覆すことができる、イコール社員は創業家の顔色を伺い続けるからです。
小林製薬によるリリースは同社のHPで見ることができますが、はじめの9枚までは検証委員会の報告書を受けた小林製薬としての解釈が含まれる部分なので、そこは飛ばして、まずは10ページ目からはじまる61ページの報告書本文をざっとでいいので読むことをすすめます。
https://www.kobayashi.co.jp/newsrelease/files/pdf/20240723_01.pdf
正直、なぜ「事実検証委員会の調査報告を踏まえた取締役会の総括について」などと銘打った前置きを、一番読むべき「報告書」の前に一体のファイルとしてつなげてHPに掲げるのか、その意図が私にはわからない。別のリンクにしたら良いのに、とシンプルに思います。
報告書をみると、①なぜ社内の信頼性保証本部など内部統制・品質管理部門の牽制が効かなかったのか、②なぜ社外取締役の牽制が効かなかったのか(上場会社としてはここが重い)、③なぜ「届出食品による健康被害の発生及び拡大のおそれがある場合は、消費者庁食品表示企画課へ速やかに報告する」というガイドラインが顧みられず「因果関係が明確な場合に限る」という社内運用がなされたのか(食品を扱う会社としてはここが重い)、という疑問に対する答えがまとめて書かれていて、わかりやすい。
それを踏まえて、今回の人事処分をみたり、近く報告があるという(ファイルの冒頭部分にんる総括の9ページに書かれている)再発防止策をみれば、それらが納得感のあるものであるか、そうでもないかを考える材料になると思います。。
いずれにせよ、本件は業種を問わず様々な企業で他山の石として参考にすべき材料の多い事案だと思う。なによりも「報告書」それ自体を、それを踏まえて、次に出てくるはずの「再発防止策」読むことをすすめます。
臨海部ルート、31年度開業へ 羽田空港アクセス線、JR東日本
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
羽田空港と首都圏を有機的に繋ぐアクセス線は、東京圏の国際競争力強化に大きく貢献する期待があります。
「費用などの詳細は今後、国や都と詰める」とあり、国などの公費負担が予想されます。それに際して費用対効果の試算が行われるはずなので、それが公表されたら是非見てみたい。
今年末には政府の「EBPMアクションプラン」が策定される方向なので、「インフラの生産性」という観点から検証する格好の対象になるはずです。
[参考]
・EBPMアクションプラン等について(7/11 EBPMアドバイザリーボード)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/ab1/20240711/shiryou1.pdf
・令和7年度予算とワイズスペンディングに関する枠組みの概要(7/19 経済財政諮問会議 民間議員ペーパー)
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2024/0719/shiryo_04.pdf
タンクに青カビ付着を認識も放置 検証委、小林製薬創業家2人辞任
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
小林製薬によるリリースは同社のHPで見ることができますが、
はじめの9枚までは検証委員会の報告書を受けた小林製薬としての解釈が含まれる部分なので、そこは飛ばして、まずは下記リンクの10ページ目からはじまる61ページの報告書本文をざっとでいいので読むことをすすめます。
https://www.kobayashi.co.jp/newsrelease/files/pdf/20240723_01.pdf
正直、なぜ「事実検証委員会の調査報告を踏まえた取締役会の総括について」などと銘打った前置きを、一番読むべき「報告書」の前に一体のファイルとしてつなげてHPに掲げるのか、その意図が私にはわからない。別のリンクにしたら良いのに、とシンプルに思います。
報告書をみると、①なぜ社内の信頼性保証本部など内部統制・品質管理部門の牽制が効かなかったのか、②なぜ社外取締役の牽制が効かなかったのか(上場会社としてはここが重い)、③なぜ「届出食品による健康被害の発生及び拡大のおそれがある場合は、消費者庁食品表示企画課へ速やかに報告する」というガイドラインが顧みられず「因果関係が明確な場合に限る」という社内運用がなされたのか(食品を扱う会社としてはここが重い)、という疑問に対する答えがまとめて書かれていて、わかりやすい。
それを踏まえて、今回の人事処分をみたり、近く報告があるという(ファイルの冒頭部分にんる総括の9ページに書かれている)再発防止策をみれば、それらが納得感のあるものであるか、そうでもないかを考える材料になると思う。
いずれにせよ、本件は単なるゴシップではなく、業種を問わず様々な企業で他山の石として参考にすべき材料の多い事案だと思う。記事よりも「報告書」それ自体を読むことをすすめます。
土用の丑の日 「特大」ウナギ人気 背景に生産者、消費者双方の事情
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
確かに、鰻重にする鰻は「細うなぎ」といって、重箱に2本(2匹)くらいを並べるのが見た目も整然として美しい。特に関東風に「蒸してから焼く」スタイルの場合は、その方がふんわりとして美味しいとされてきた。他方、西で多い「地焼き(直接焼魚のように焼くスタイル)」では、大きな鰻でパリッとした皮の食感がむしろ引き立ち、名古屋の「ひつまぶし」のスタイルでは焼いてから小口に刻むので、なおさら大鰻の方が美味しいという声をよく聞く。
養殖の鰻は、ある程度大きく育ててから出荷した方がビジネスとしても旨味があるはずなので、関東風よりも関西風(名古屋風)で出す店がこれから主流になってくるのでは、と考えさせられる記事です。
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