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【データ分析】日本人はどれだけ「貧しく」なっているのか
NewsPicks編集部
高田 敦史A.T. Marketing Solution 代表 VISOLAB(株)CMO マーケティング、ブランディング
Chat GPTを使って色々とグラフをつくられているのは面白いですが、結論が「GDPを比較したら日本だけ下がっていた」というのはズッコケですね。 国民の豊かさはもはや平均では分からないでしょう。 アメリカはサラリーマンでも出世すれば数億円、数十億円の給料がもらえる社会です。売上規模1兆円以上の会社の社長の平均年収は、アメリカが15億円、欧州が5億円、日本は1億円です。個人的にはサラリーマン社長なんて1億円ももらえば十分な気がする。アメリカは物価が高いと言っても2-3億あれば十分豊かでしょう。 一方、アメリカの一部の州では地価が高騰して年収1000万円以上のホームレスみたいな人も出始めていますし、本当に貧しい人の「貧しさ度合い」は半端ではありません。まあ異常な社会ですよ。 そうは言っても、日本のジニ係数(所得格差を示す指数)も最近上昇していますし、貧困層に分類される人の比率も増えています。ちなみにG7加盟国のジニ係数※(2020年)は下記の通りになります。 ※所得の均等度合いを占めす指標。数字が高いほど格差が大きいことを示す。 1位:アメリカ(0.38) 2位:イギリス(0.36) 3位:日本(0.33) 4位:イタリア(0.33) 5位:ドイツ(0,30) 6位:フランス(0.29) 7位:カナダ(0.28) 私は専門家ではないのですが、少なくともアメリカが格差社会であることが分かります。 一方、日本のジニ係数が欧州各国より高い理由は他国以上に高齢化が進み、所得の少ない高齢者が増えたことが要因と言われています。でも厚生年金をもらっている日本の高齢者はそこそこの生活ができていますよね。その意味ではジニ計数だけでは格差を図るのは難しいのかもしれません。 豊かさを表すもっと分かりやすい指標はないもんでしょうか。 「所得」「資産」「物価水準」+「所得や資産の均等度」などを組み合わせればなんかできる気がします。頭のいい人に是非やっていただきたいです。
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ライドシェアの導入、本格検討へ 河野デジタル大臣「積極的に議論」
TBS NEWS DIG
高田 敦史A.T. Marketing Solution 代表 VISOLAB(株)CMO マーケティング、ブランディング
個人的には東京ではタクシーがすぐつかまるし、ライドシェアがなくてもそんなに困っていません。深刻なのは地方の移動手段ではないでしょうか。特に高齢者の移動手段の確保は深刻な問題です。 20世紀の後半から自動車の普及で地方の「郊外化」が進み、中心部の空洞化が起こりました。しかし団塊の世代が後期高齢者(75才以上)になりつつあり、免許返納により大量の「移動難民」が発生しつつあります。 地方自治体は「コンパクトシティ構想」などと言って、再び中心部への移住を唱えたりしていますが、そんなことが簡単にできるはずもありません。巡回バスやLRTの導入を進めている地域もありますが、時間も金もかかります。 ライドシェアはすぐにできる移動難民対策である。 お金をかけて新しい交通インフラをつくるぐらいなら、ライドシェアの利用料金に補助を出せばいい。更に言えば「ライドシェア運転手」は失業対策にもなる。障害は地元のタクシー会社などの既存組織だろうが、そんなことばかり気にしていると何も進まない。 マイナカード問題でみそをつけた河野さんにとっては人気挽回のチャンスですが、問題は自民党の内部でしょう。自民党は既得権益団体が大きな支持母体ですから、タクシー議連の方々など色々と邪魔をする人が多いだろうなあ…。
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