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オリエンタルランド、クルーズ事業に参入へ 2028年度就航予定
毎日新聞
秋田 夏実みずほFG 執行役、東京大学(駒場) ・立教大学経営学部運営諮問会議委員、日本学術振興会男女共同参画推進アドバイザー
長年クルーズを利用しているので嬉しいニュースなのですが、今回のような大型船になると、停泊できる港が限られてしまう点が少し気になります。8万トンくらいまでの中型船(ディズニーマジック号はこのサイズです)であれば色々な港に寄れますが、14万トンだと、瀬戸内など入れないところが増えてしまいます。沖に停めてテンダーボートで乗客を運ぶことも可能ですが、4千人も乗客がいることを考えると現実的ではありません。そのため今回のクルーズは、目的地で降りることよりも、ひたすら船内体験を楽しむものになりそうです。それはそれで良いのですが、一クルーズファンとしては、次回はぜひ8万トンクラスの船を建造して、日本を巡るクルーズができるようにして欲しいです。 20代の頃に、初めてマイアミ発着のバハマクルーズに参加して以降、地中海、アドリア海、バミューダ、カリブ海、アンダマン海等、コロナ禍までは毎年のように色々なクルーズを利用しました。ディズニークルーズも、2010年に子供と2人で乗船しました。出航直前の割引価格(カテゴリーはインサイド)でしたので2週間弱で一室1000ドルと、お得にヨーロッパを旅することができました。 一般に、クルーズは船内のエンタメが充実しており、眠っている間に次の停泊地に着いていますので、子供や足の悪い家族が一緒の場合には最適な旅行手段だと思います。船旅以外の旅では、複数の町を訪れようとすると、宿が変わるたびに荷造りをしなければなりませんが、船旅であれば、一旦乗船してしまえば最終目的地で下船するまで、荷物をまとめる必要もありませんので、身軽さも魅力です。 ディズニークルーズの場合は更に、子供の年齢層別にキッズプログラムが用意されていて、子供たちは朝から晩まで最高のディズニー体験が可能であり(30分おきに次から次へとキャラクターがやってきて、サインも挨拶もし放題です)親は暫し子どもと離れてゆっくり船旅を楽しむことができます。ディズニー映画を観ながらプールに浸かり(ウォータースライダーもあります)、船内の映画館では旧作から最新作まで上映されていて、夜はディズニーのショーやミュージカルが楽しめます。日中はキャラクターの描き方の手ほどきを受けたりと船内で退屈することはありません。 それでも、折角なら魅力あふれる寄港地にも行ってみたいと思うのですよね。それがクルーズの醍醐味なので。
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