永濱 利廣

米求人件数とかマイナー統計でここまで反応するとは正直驚きました。

ということは、一番効きそうな消費税の軽減税率引き下げとかはなさそうですね。

一部期待のあった同学年の高橋由伸氏の入閣はなさそうですね。

まだ正式に公表されたわけではありませんが、本決まりとなれば、メディアでいろいろな名前が挙がっていた割には阿部監督に落ち着くんだといった印象になるでしょう。

若年女性に限った吸引力なら新大久保も負けていないと思います。

当初警戒されていたほど、緊縮派のご意向をくんでいない印象です。

とはいえ、この動きはどう見ても介入の動きですね。 やはり足元では円安に加えて原油高も進んでますので、政府がかなり物価高に神経質になっていると思われます。 実際に介入があったかを確認するには月末の統計を待つ必要がありますが、仮に今回介入の動きがあったとすれば、今後も追加介入の可能性があることには注意が必要でしょう。

日本の管理職は退職金制度などの影響により転職しにくいことも一因でしょう。

日本の通貨当局は、昨年のようなドル円ピークアウトのタイミングでの円買い介入を手ぐすね引いて待っているのではと思います。

５年前は既にテレビ離れが進んでいたのでは。

大企業製造業が改善した背景には、供給網の改善等に加えてここ元の円安が寄与したと考えられます。 実際、企業の想定レート調査を見ても、前回調査の１ドル132円台から135円台に円安修正されています。 一方、大企業非製造業で改善した背景には、インバウンドの回復やコロナ指定感染症見直し後初の夏到来によるレジャー需要等が増加したことが予想されます。 先行きについては、海外経済の減速が見込まれること等から大企業非製造業で低下が見込まれていますが、大企業製造業では小幅上昇が見込まれていますので、国内大企業の景況感は値上げで苦しい家計とは裏腹に、引き続き底堅く推移することが予想されます。

私が学生時代だった30年以上前とあまり水準変わっていないというのが、失われた30年を象徴しています。