ホーム
189フォロー
16875フォロワー
【図解17選】AIでむしろ出世する「仕事の新常識」を知ろう
山崎 俊彦東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授
使わない日はないです。
昨日は、構造化されていないデータを統計データに変換する作業を行いました。
ChatGPTは、例えて言うなら万能の工具セットのようなものです。使いこなし方を覚えれば、それこそどんなものでも作れてしまいます。しかし、その逆もまた真なり。
ネットで紹介されている単発のタスクに関する記事を試してみて「ふーん」とか「使い物にならない」「これなら自分がやったほうが早い」と感じてしまった場合、自分が使いこなしていない可能性を疑ってください。使い方にもコツがあります。
一通りできることを学んでから、というアプローチよりも、やりたいことを先につくって、それに対してどういう使い方ができるかを考えていったほうが学習がうまくいくかもしれません。
【ミニ教養】日本人は働かない、という新事実
山崎 俊彦東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授
下記は個人的な体験・体感でしかないのでご注意を。
もう、何十年も前から「日本人は働き過ぎ。海外の人はよく休む。」と言われ続けてきており、そのたびに私は違和感を感じてきました。NPでも何度か発言しています。海外の知り合いや、海外に住んでいたときに見てきた人はとにかく働きます。給料が高いエグゼクティブと言われる人ほど働く印象です。日本語で言う「重役出勤」とは全く逆です。
「日本人は働き過ぎ。海外の人はよく休む。」という言葉を聞くたびに「世の中でまことしやかに言われていることは8割がいい加減。きちんと自分で検証すべし」と心に誓うことにしています。
「うち受験して」有名大が中国人予備校に営業、留学生奪い合い
山崎 俊彦東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授
多様性や国際性の観点からも留学生の受け入れはもっと積極化するものと考えられます。大学では英語だけで授業を受けて卒業できるような設計をしているところもあります。私の友人が地方私大の事務局で働いていますが、20年以上前からこの記事の内容は当たり前のことでした。
ただ、心配なのが、卒業した留学生や結婚後の家族を受け入れる体制が国として整っていないこと。日常生活でも業務でも日本語を理解できることを求められます。家族の日常生活や子どもの教育もあります。留学生として受け入れた優秀な人材を日本で受け入れることができず、海外に流出させてしまっているとしたら、それこそ何のために教育を行っているのかとなってしまうおそれがあります。もちろん、海外にでていっても日本のファンになってもらうとか日本の宣伝をしてもらうという効果もあることは申し添えます。
ここにきて圧倒的に性能が上がっている「自動翻訳機」は海外旅行で本当に使えるのか、その答え
山崎 俊彦東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授
通訳機のご紹介でしたが、私はスマホアプリを使っていて十分です。現地でインターネットに繋がるよう、現地用SIMカードを準備するとか、機種によってはeSIM (物理的にSIMカードをさすのではなく、ソフトウェアの設定だけ)の準備をするとかされることをおすすめします。「キャリアも現地でつながるプランを用意しているではないですか?」と、大変たくさん質問や指摘を伺うのですが、価格が全然違います。その価格差をなんとも思わないならそれも選択肢の一つです。
特に重宝するのがレストランでの注文です。海外は基本写真がなく文字だけだし、食材や調理方法って日常会話ではなかなか使わないので、わからないことのほうが多いくらいです。
なぜエンジニアは哲学を学ぶべきなのか? 「頑固なAIと議論」できる? | ゴールドマン・サックスのCIOが娘に話したこと
山崎 俊彦東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授
直接的に役に立つかという視点で議論するとすぐに必要・不要論につながってしまうおそれがあります。
私自身はどんな学問でも、学問として成立する過程(問題提起、問題検証または解決、論証、体系化)は同じであり、学ぶ価値はあると考えている方です。また、視野を広げるという意味でも重要だし、教養としてその分野の知識を持っているかということも、人間の深みにつながると思っています。どこかの記事で、「教養=言語化能力」という主張を読んだのですが、まさにその通りだと思っていて、哲学でもなんでもある分野の知識をもつとその分野の言語で端的に物事を表現することができるようになります。
私の研究室は機械学習・人工知能をつかったマルチモーダル認識・処理が専門ではありますが、専門外から大学院にやってくる学生も少なからずいます。その学生らは口々に「入学前からプログラミングやAIの勉強をしておかないとだめでしょうか」と質問してきます。私はそのたびに「いまいる専門分野の勉強を、誰にも負けないくらい深めてその分野のプロになってきてください。それが他の人にはない、あなた自身の強みになります。」と答えています。
NORMAL
投稿したコメント