坂井 拓也

自らが変わったことを示すための社名変更なのに、大事に部分を他人に丸投げするのか。 新グループをデビューさせるみたいなノリでやっているようで薄ら寒い。 人気投票で社名を決めるわけではないから、「公募した」というアリバイを作っただけで、決めるのはやはり経営陣です。

署名を受け取った上でお得意の「検討」をすればいいものの、端から受け取らないというのは国民の声を聞くつもりなどないという意思表示でしょう。 岸田首相の記者会見は内容があまりないことが多いですが、人事や行動で彼の考え方は見て取れます。 制度が議論され始めたときからずっと反対しているのに今になって急に反対しだしたみたいな印象操作をする政府の気持ちを大変慮るピッカーが多くて呆れます。 みなさんが大嫌いなマスコミに踊らされていますよ。

岸田文雄首相は記者会見で中身のある言葉を発しない分、このような人事からメッセージを受け取るしかありません。 自民党及び政府は今後もなにも変える気はない、変えなくとも次の選挙で勝てると踏んでいる、というメッセージだと受け止めました。 そういった姿勢は他のいろいろなニュースからも明らかです。

この検察官と組織を守るために我々の税金が使われている。

証拠を隠滅するには十分な時間がありましたね。 マスコミには家宅捜索の時間を伝えているようなので、事前に家宅捜索の情報を得るのも容易いことだと思います。 プロピッカーによると遠慮のない捜査ができるらしいです。

もともとこういう人だということはわかっていたのに任命したのですから、岸田文雄の責任です。 彼女を辞任させるだけで済む問題ではありません。

「傷」なんて言い方をすると彼女が加害されたか事故にあったかのような印象を受けますが、あれは自らが招いたことでしょう。 この件に関して、小渕優子さんは傷ついたのではなく傷つけた側の人間です。 悲劇的な言い方をするようにアドバイスをしたコンサルなどがいるのでしょうか。 > 「もし何か私に必要なお話があるということであれば、おっしゃっていただければ」 自らが引き起こした事件についての言葉にしては随分横柄ですね。 人に求めず自らお話になってはいかがでしょうか。 選対委員長は通常定例の記者会見をしませんから、就任会見をやり過ごせばあとは安泰ということを彼女は知っていることでしょう。

それでも皆さんは自民党に投票するわけですから、岸田文雄さんが国民を舐めたくなる気持ちはわかります。 ちなみにドリルは地下に潜る時に使うもので、逆回転をしないと地上には出られません。ずっと低空飛行の岸田内閣ですが、まだまだ潜るぞという覚悟が感じられます。

違法に政府と癒着してきたサントリーの言葉だと思うと重みが変わってきます。 他社のガバナンスを語る前にすることがあるでしょう。

他に人材がいないということでしょう。(この方々が「人材」とも思えませんが。)