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インパクト投資で初指針 金融庁、新規性や効果開示促す
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
投資にあたって、従来の①リスク②リターンに加え、3つ目の軸として③インパクトが重要になってきたといわれて久しいが、その③の評価が今ひとつ曖昧であったのが、市場の課題だった。それを明確にするための指針が出てくるのは良いこと。ただし、客観性のある指標で効果を定量的に測定出来なければ、実務が回らない。ここにどう切り込むか、がこの次の課題。それが出来なければ指針は絵に描いた餅になる。
ちなみに、同様のことは、これから発行が予定されている20兆円のGX(グリーントランスフォーメーション)移行債(国債)にも言える。それが出来て市場参加者からきちんと評価される枠組みがワークしないと、GX移行債は、過大な利回り(→国民負担)を求められることになる。そこに早急な対応が求められる、と私は思う。
政府のEBPMアドバイザリーボード(経済財政諮問会議WG)でも、4月からその議論を始めています。
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/ab1/20230417/agenda.html
ユヴァル・ノア・ハラリ「人類がAIの脅威を生き延びられるかどうかわからない」
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
ハラリ氏の教養には敬意を払うが、
彼の意見で世の中のすべてが動くわけではない、
ということを忘れてはいけません。
人間の認知限界を超える数のパラメータを扱うことができるAIは地球上における人類の位置づけを相対化することは明らかで、それを人類が止めようとして規制を導入するのは、不遜な行為だと私は思う。
人間はたかだか10や20のパラメータを扱ってものごとを考える生き物で、それに対しAIは1750億個のパラメータを扱うことができる(GPT3)、という動かしがたい事実を認めることからすべての議論を始める必要がある。
人間は、いつまでも絶対的な存在であるわけではなく。傲慢であってはならないと私は思います。

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