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多様性の時代、あなたはちゃんと「対話」できてる?意外と知らない「リーダー」と「ファシリテーター」の違い
現代ビジネス
清水 隆明Seed Master Consulting 代表
日本人は世界で最も男性性が強いと言われています。即ち、リーダーはトップダウンで指示を出す人という固定観念が染みついています。 チームで議論をする時を想像してください。多様なアイデアが出ることが道を切り拓いていくものです。しかし、リーダーが全て決めてしまうことが当たり前の組織は、チーム員は指示待ちになります。決めてくれたことをやるのが自分の仕事だと思っているからです。 それでは自律人材は育ちません。考えないのですから。 私はクライアント(企業の幹部、管理職)に「リーダー自らがファシリテートする」ことを勧めています。チーム員がオーナーシップをもって考えることを促す役目をリーダー自らが行うことが、最も望ましい姿だと考えているからです。皆が自由に自分の意見を発言する。どの意見が最も(例えば戦略的に)正しい可能性が高いのか。多様なアイデアの中から選ぶのです。意見が割れたときには、リーダーが預かればよいのです。ただし、その意見に反対の者も決まったことに協力することを約束させるのです。 一人ひとりが考え、意思決定プロセスに関り、オーナーシップを持って実行フェーズに係わる。そんなチームに育てるのがリーダーのファシリテーションスキルだと思います。
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