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【9割が外国人】住宅屋がつくった「常識破りのホテル」が大ヒット
片平 知宏NewsPicks 記者
昨日はガラパゴスが観光コンテンツになる事例を紹介しました。今日はインバウンド特化の成功事例です。外国人観光客、特に家族・グループ向けに都市部で広い部屋に特化しているアパートメントホテルの先駆者「MIMARU(ミマル)」の事例を紹介します。
旅館は1、2泊のエンタメとして楽しいはずですが、和室や布団に慣れない海外観光客からしたらずっと泊まるにはちょっと疲れる。1週間程度日本に滞在する中で、メインはホテルに泊まります。あと、せっかく家族連れで旅行に来たのに、親子で別々のホテルの部屋に泊まるのは面倒なので、2ベッドルームはインバウンド客のニーズに刺さりまくってます。トリップアドバイザーの口コミが5点満点の施設も。
そんな大ヒットしているホテルの「MIMARU」ですが、食事サービス無し、大浴場なし、レストランなしという、日本のホテルの常識では考えられない特徴があります。どうやってゼロから立ち上げたのか、幹部2人にお話をお伺いしました。苦労も多そうですが、最高に楽しそう。一部割愛しましたが、当時の社長の理解と決断も新規事業の支えになっていたようです。新規事業立ち上げには経営者のサポートも大切です。
ちなみに、新規事業を立ち上げたコスモスイニシア(旧リクルートコスモス)のvalueには、リクルートの旧社訓「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」の文言が入っています。
リクルート創業者で「起業の天才」の江副(えぞえ)浩正さんの遺伝子を感じました。おもしろいインタビューです。ぜひ、ご覧下さい。
【完全図解】今、日本で最も「お金の匂い」がするビジネス
片平 知宏NewsPicks 記者
単なる観光復活からゴールドラッシュへ。ホテル、免税店だけでなく、飲食や小売りまでインバウンド消費の恩恵は広がっています。今どんな変化が起きているかをまとめました。
2024年7月19日、岸田文雄首相は「インバウンド消費額が8兆円視野に入る」と発表しました。実現すれば、昨年から1.5倍も拡大しています。また、6月の訪日外客数も最盛期とされる4月の「桜のシーズン」を超えて単月過去最大を記録しました。
円安の背景だけでなく、日本旅行のブームが来ています。訪日旅行業界のベテラン経営者が「日本は一部のエキゾチック好きが訪れる観光地から、世界の人が一生に一度は行ってみたい人気の観光地に変わった」と語っていたのが、印象的でした。
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