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iPS網膜特許で和解 元理研発明者、使用可能に
共同通信
高橋 政代ビジョンケア 代表取締役社長
やっと終わりました!ずっと口止めされていたので開放感でいっぱいです。 研究者では知財の実施問題は相手にしてもらえず、自分たちが治療開発するためには起業するしかなくて一か八かだった5年前と比べて、全力で良いと思う治療開発をできている今の状況は夢のようです。契約を一部でも覆すことができる、となると、泣き寝入りしている研究者も多いので福音かと。 裁定請求して良かったと思うのは、しなかったら、我々が思うベストな治療はできず、医療の崩壊を救う「かもしれない」提言もできなかったからです。 創薬力の構想会議で取り上げていただいた大学病院に関する諸々の問題点や解決法も、我々が治療開発できなくなっていたら骨太の方針に入ることもなかったでしょう。本格的に動き出している民間保険の活用案も生まれずです。(これらは公益と思うのですがダメですかね) この間、問題だと思っていたアカデミアの知財契約について内閣府からガイドラインも出ました。 ただし、これが大学の解釈で、内閣府が意図していない少しおかしい方向に行ってることだけが気がかりです。お互い理解して日本のシーズを最大限活用できるようにしましょう。
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「心筋シート」承認申請へ 阪大開発、ベンチャー企業
共同通信
高橋 政代ビジョンケア 代表取締役社長
iPS細胞臨床応用は日本では10以上の臓器で行われ、世界で突出しています。この心臓シートや角膜は、iPS細胞が出る前から患者の幹細胞で臨床研究を重ねてきましたので治験も少数例で世界初になるべくしてと言えます。 後続も着々と治験入り承認が続くことと思います。世界的に誤解されていますが、日本の再生医療の臨床研究は規制がGCTP準拠で治験と同等であり、日本は臨床研究で治療のノウハウを貯めて製品だけではなく治療として一定の完成になっていますので治験に入ってから標準治療となるまでが早く強いと思われます。ですので一部にある、治験数で海外に負けているというのはちょっとわかっていない。むしろ早く治験入りしてしまうと完成が遅れます。 細胞治療は承認されればゴールではなく、手術を伴う細胞治療の場合製品と本当の治療として広まるまでにキャップがあります。日本はそこを臨床研究で先に埋めながら開発していると言えます。この心臓シートもすでによく効くリスポンダーと効かないノンリスポンダーも臨床研究で判別可能になってますので無駄に治療されてしまうなどがない治療となるでしょう。 薬のように普通に公的保険に収載されて誰でも使えるようになると(知りながら、あるいは知らずに)無駄な治療が行われてしまいますので、学会がしっかりコントロールすることが必要で、再生医療学会では検討しています。 心臓もいろんな製品が準備中ですが、どの病気にどの治療かというより、どの症例にどの治療かと厳密に適応を絞ることが再生医療成功には必要です。さもなくば、FDAの承認後に製造中止となってしまった人工網膜のようにダーウィンの海を泳ぎ切ることはできないでしょう。
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【ミニ教養】日本人は働かない、という新事実
NewsPicks編集部
高橋 政代ビジョンケア 代表取締役社長
なるほど。 シェーデさんの「シン・日本経営」でハッとした「日本は30年間停滞していたわけではない、日本風に変革していたのだ」と言う言葉、このグラフ見るとよくわかる。実はものすごい勢いで、時短も転職も働き方改革をしてきて、それが欧米並みになったところ。 日本で少し前には感じられなかったシステム改革の波もあちこちで見るし、これから成長に切り替わる。 日本の変化の波を感じないとしたら、それはそう言うところにいるのだと言うことですね。最も遅い医療でも起こってます。オンライン診療や保険の話など。 変わるまでは遅いけど、変わり出したら早く、精度が高いのは日本の特徴。シン・ゴジラでの政府の対応と同じですね。 逆にこれだけ労働時間が減っていれば賃金が増えなくても当然かも知れず、むしろ減らさないように労働の質を変えてきた年月かも知れない。 政府の委員会や、省庁の上の方の人と話すと、1番変えたがっているのは政策作る人たちで、もはや変えられない日本ではなくなっていると感じているので、これからの変化で一挙に成長もあり得ると思う(期待する)。 そう言うトップと、変えたい若者の間にある岩盤をいかに壊すか。それは国民一人一人にかかっていると思う。
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エクソソーム 美容目的などに利用 “将来的に規制を”学会提言
NHKニュース
高橋 政代ビジョンケア 代表取締役社長
エクソソームと同義に言われている幹細胞などの培養液の中には、培養中に死んだ細胞から出てむしろ細胞に害を及ぼす(アポトーシスを引き起こすような)成分と、マイクロベジクルと呼ばれる細胞の一部と、分泌物である真のエクソソームが含まれています。 治療として認められるためには、どの成分をどのように抽出して、どのような作用があるのかを明らかにしなければなりません。現在自由診療で行われている中に臨床試験でその効果がきちんと認められたものはなく、世界中で問題となっています。抽出がきちんとなされ、効果のある成分がわかっている場合は治療として有効な可能性もあり、アメリカではFDAを通したエクソソームの治験がいくつも行われています。承認されたものは治療と呼んでも良いものです。 的確な抽出や濃縮なく、しかもGMPという規制当局の基準に満たない施設で扱われているエクソソームはリスクを伴います。血液製剤と同じですので、昔あった薬害エイズのようにウイルスや菌が混在している可能性もあります。 再生医療の法律が及ばないため、それをなんのチェックも規制も無しに行われているのが今の現状で、それを知らずに受けるのは危険です。治療している医師も危険性を知らずにやっている場合もあります。MISEVガイドラインを知っているか、どのような幹細胞からどの成分を抽出したのか聞いてみると良いでしょう。 クリニックの中には「なぜエクソソーム注射を受けたら一生献血できないか」をきちんと書かれているところもありました。 「エクソソームは、ヒト由来の幹細胞培養液上清液が使用されています。 ヒト由来の幹細胞培養液上清液は、骨髄や脂肪などといった幹細胞を培養し、その培養液から取り出した幹細胞を処理したもので、まだ安全性が認められていないためです。」
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ブルーライトカットのめがね、目の負担軽減の助けにならず 国際研究で結論
CNN.co.jp
高橋 政代ビジョンケア 代表取締役社長
『ブルーライトフィルターレンズでカットできるのは、コンピューター画面などから放出されるブルーライトの10~25%のみ。しかも、ブルーライトは「私たちが自然光から浴びる光のわずか1000分の1」にすぎないという』 PCでの眼の疲れはブルーライトというより、むしろ画面凝視による瞬きの現象で眼球が乾燥することが原因であったり、調節力が低下することも大きな原因であることは知られています。これらには乾燥を防ぐための目薬や定期的に遠くを見て目を休めることが有効です。今回研究17つの結果を総合してかいせきしたところブルーライトカットレンズで眼の疲れは短期的に軽減しないようだという結論でした。一つの臨床試験では間違った結果になることもありますが、たくさんの臨床試験の結果を総合的にメタ解析して出たデータは最もエビデンスレベルが高いとされていてこの解析ででレンズに効果ありと出ればかなり確かだったということになりますが、ポジティブな結果ではありませんでした。 ブルーライトカットレンズでブルーライトの網膜への悪影響が防げる?については、夕方歩いてるだけで太陽から1000倍ブルーライト浴びるからPC仕事の時にかけても網膜への影響は防げません。 一方ブルーライトは子供の近視を抑制する良い効果もあることはかなりしっかりしたデータが出ており、学校での休み時間外遊びで太陽光を浴びることで近視を抑制することができます。ですので子供にブルーライトカットレンズはお勧めしません。某企業が子供にブルーライトカットレンズを配る計画を立てましたが、眼科学会が阻止しました。 昔は、例外はあるものの成長期しか近視は進まないとされていたのですが、近年は成人してからでも近視がどんどん進む場合が多くあります。まだ調査はありませんが、大人もずっとブルーライトをカットしていると近視が進むのかも知れません。(これは憶測) 最後に、では意味がないかというと、夜までブルーライトを浴びると睡眠サイクルが乱れることが知られていますので、夜はブルーライトをカットする、あるいは浴びないと睡眠に効果がある可能性はあります。(結論はまだ)
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GPT-4が搭載されたスマートグラスによって、目の不自由な人たちは周囲の環境が“見える”ようになった
WIRED.jp
高橋 政代ビジョンケア 代表取締役社長
先日ラストマンと言うドラマがありました。福山雅治さん演ずる全盲のFBI捜査官。スマートグラス様の機器を駆使して活躍するその捜査を見てネットでは「あんなのできるはずがない、最後は実は見えていましたと言うオチじゃないか」などと書かれていました。 でも、あのドラマはダイアログインザダークが監修していて全盲の方の振る舞いはそのままです。今の最先端の全盲の方はあれぐらいできるのです。皆さんが知らないだけ。(眼科医も当事者も多くの人が知らないことが問題ですが)。神戸アイセンターの公益法人の全盲スタッフも白杖と小型ソナーを持ってアイススケートを楽しみますし、スマートグラス様の機器を駆使して仕事をしています。 envisionなどAIですのでバージョンアップされることは当然で、もちろんChatGPTで爆発的に進みますが、今も情景を音声で説明してくれますので、延長上です。 それよりもこの記事を読んで感じたのは、表情などを音声にしてくれると言うのは、他人の表情や感情を読めない人の福音になるだろうと言うことです。一緒に交渉ごとなどしても「今の人すごい怒ってたね」と言ってもなんのこと?という感じで、びっくりするぐらい相手の気持ちがわからない人がいて、そういう人はトラブルの元となりますが、それはその人が悪いのではなくその欠けている能力を補完する技術がないだけと考えます。それができれば社会はかなり過ごしやすくなるかも。 AIは間違うなどという細かいことは未来がどうあるべきかを考えれば克服される(べき)ことです。 障害者はニーズを持つ人、イノベーションの元となると言う価値を持っています。それに気づいている企業もちらほら出てきました。真のインクルーシブは正常と思っている多くの人にも役に立つことなのです。
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全ゲノムデータ、一元管理へ新組織 創薬・治療に貢献
日本経済新聞
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