ホーム
21フォロー
346フォロワー
B2B SaaSがネットワーク効果によって爆発的な成長を手にするための戦略について考えてみた
松村 優也株式会社LayerX ML Team Manager
BtoB SaaS のデータは外に出したくない機密性の高いものが多いため、データネットワークの活用は難しいとあるが、このAIの時代においてはそうとも限らないかもしれないです。
生のデータそのままの提供は難しくとも、大量のデータから得られるそのドメインに特化した貴重な知識やデータの傾向は、製品の価値・顧客価値を高めるものに十分なりえるのではないでしょうか。もちろんデータの扱いには細心の注意が必要ではありますが。
また、ネットワーク効果については記事中で紹介されている『ブリッツスケーリング』の他に、『ネットワーク・エフェクト』という書籍もおすすめです。
https://amzn.asia/d/0aco66pX
【決定版】SAPはなぜ使いにくいのに、世界中で利用されている? 日本に欠けすぎの視点
松村 優也株式会社LayerX ML Team Manager
このトピックについては以下のnoteが強く印象に残っています。
『SAPは何故使いにくいのに、世界中で愛されているのか』
https://note.com/heehoo_kun/n/nd3ccf6104bd6
SAPなどERPあくまで経営層の生産性を上げることがプライオリティであり、現場の優先度は相対的に低いため、どれほど現場の人間が「使いにくい」と感じようがそれを超える経営メリットが存在するために利用される。
それが日本の企業のスタイル、実際に現場で手を動かす人とデータを入力する人が日本では一致しているからと本記事では述べられている、とはマッチしないのではないかとのこと。
日本以外の企業でも同様の問題は起こりうるように思うので、「使いづらい」といっているのは日本のユーザー“だけ”というのは言い過ぎのように思いますが、日本で顕著であるというのはありそうだなと感じました。
AIの学習データをめぐる競争 アップルとシャッターストック提携などに見る競争激化とその最新動向
松村 優也株式会社LayerX ML Team Manager
高品質なコンテンツを保持していること自体が価値になるというのは、様々なコンテンツプラットフォームにとって朗報であるように思います。今後のビジネスモデルにも変化がありそうです。
注意したいのは、ただデータがあるわけではなく機械学習モデルの学習にとって「高品質」である必要があるといこと。コンテンツ提供自体をビジネスにしたい場合は、これまで以上にコンテンツの質の担保に労力をかける必要があります。人間による低品質なコンテンツを防ぐことはもちろん、生成AIにより作成された一見問題ない品質に見えてもAIの学習には適さないコンテンツを見分ける能力も重要になってくるでしょう。
また、データがあっても使えない状態では意味がありません。後で利用しやすいような形でのデータベースやデータパイプラインの設計や、そもそもAIの学習や第三者提供が可能な形かつユーザーに不利益をもたらせないような正しいプライバシーポリシーの作成などを行う重要度も高まっていくように思います。
SAPは何故使いにくいのに、世界中で愛されているのか
松村 優也株式会社LayerX ML Team Manager
>ここで安易に日和って現場の効率をよくするためにERPを導入するみたいな嘘を言って、プロジェクトを始めるのは最悪だと思います。それは現場の味方をしているフリをしながら現場を馬鹿にしていると思います。大原則としてERPの導入は経営の質を高めることであり、それは今よりも会社をよくすることにつながる。そういった信念がないとそもそも非常に苦しいプロジェクトをやりきるのは難しいかと思います。
辛い話だが事実なのだろうなと思った。ERPに限らず業務用のソフトウェアは近しいところが多いのではないか。経営の質を高めつつ、現場の生産性も高められるようなプロダクトを作りたいと強く思わされました。
NORMAL
投稿したコメント