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東京都「カスハラ」防止条例制定に向け調整 制定されれば全国初
神立 進東京洪誠病院 画像診断専門医
数年前から、医師に対する患者からの理不尽で強いクレームが目立ち始め、モンスターペイシェントと言われています。
高齢者に多いので、老人特有の感情失禁(我慢できず、言いたいことを言ってしまう)ではないかと思いますが、最近は若い人にも増えてます。一つには、医師に対する信頼性の低下だと思います。SNSで大量の医療情報が得られる時代です。患者からの質問に困惑することもあります。医療訴訟も増える傾向にあるようです。
高齢の医師は我慢できないようですが、若い医師は割り切っています。我々は技術者にすぎない。私自身もそれでいいのではないかと思っています。割り切ったところで、仕事が楽になるわけではありませんが。
今の日本経済に「円安」はメリットがあるのか?昭和とは違う…円安の影響やさしく解説
神立 進東京洪誠病院 画像診断専門医
日本人の海外投資が悪者になってますが、海外で稼いで日本には配当金、それに対する税金という形で収入を得ているので、一方的な悪者ではないでしょう。いつかは日本に帰ってきます。
問題だなと思うので、円安が止まる目処が立たないことです。円安が止まるためには、日銀が金利を上げるか、欧米が金利を下げるしかありません。しかし、海外ではインフレは止まっておらず、金利が下げられる状態ではないです。今アメリカで問題になっているのは、ケーラー指数(住宅購入価格)とZump 指数(賃貸住宅費用)が高止まりしていることで、PCEが下がったからといって、順調に金利を下げられるとは言えない状態です。
日銀が金利を上げられないのは、日本が不況状態にあることが大きいですが、円安が止まらないのは、日本が巨大な借金を抱えていることが投機筋に狙われているからです。日本政府がばら撒きをやめ、借金を減らすしかありません。今のままだと、円が大暴落する可能性があります。
イギリス離れる富裕層、流出数約1万人か 先進国で突出 - 日本経済新聞
神立 進東京洪誠病院 画像診断専門医
日本では海外移住者はまだまだ少ないが、今後は増えてくる可能性がある。
日本は老後を過ごすにはいい国だと思ってきたし、外国人からもそう言われてきた。街は清潔だし、貧富の差が少ないので強盗事件が少ない、年金で暮らせる等々。しかし、老人医療・介護に国の予算を吸い取られる。高度成長時代に作られたインフラは傷んでおり、メンテナンス費用が出ない。今後、中所得者、高額所得者への負担が増大する。
私は今のところ移住する気はないが、もう少し若かったら、移住を考えていたかもしれない。物やサービスが高くなってきただけでなく、今まで普通に行われていたサービスがなくなってしまうのがつらい。イギリスのように、ゴミの回収頻度が減少したら、街の清潔度は一気に落ちるだろう。
医療AI「画像診断」はすでに「専門医と同等」 最大の壁は各医療機関の「データ」をどう共有するか
神立 進東京洪誠病院 画像診断専門医
まさしく、その画像診断を日常業務としてやっているのが放射線科医です。
一部、機械診断(≡コンピュータ診断)ができるようになってきたのは事実です。しかし、まだまだ全然未熟ですね。肺には結節が大量にあり、それを発見できるようになったのは数年前からです。AIを使わなくてもできます。しかし、発見はできたのはいいですが、それが悪性か良性かはまだわかりません。診断のためには経過観察が必要なことも多いですが(徐々に大きくなってくれば悪性の可能性が高くなる)、それはまだできていません。
現在、コンピュータ画像診断でほぼ満足できる状態なのは、CTでの肺の結節検出(以前から販売されています)、心臓の冠動脈の詰まり具合(研究段階)、脳動脈瘤(販売されています)、乳腺の石灰化(研究段階)、内視鏡による消化管の隆起性疾患(製品販売済み)、網膜症の診断(研究段階)、新型コロナ肺炎と通常の肺炎の区別(中国製、販売されているかどうか知りません)、子宮筋腫と肉腫の区別(研究段階)といったところだと思います。
検査が終わったら、人間の医師が関与せずに診断ができる時代が来る可能性はあると思いますが、可能性を言うなら、今人間がやっているすべての行為は、全てAI+ロボットで代替えできる時代が来る可能性だってあるでしょう。可能性があるところから、実際に100%できるところまでいくまでの距離はかなり長いです。今は、画像だけで疾患の診断することはなくなっています。いわゆる総合診断の時代です。画像だけではなく、年齢、血液検査、病理検査、症状、経過、家族歴、本人の生活歴などから、もっとも確からしい診断を下します。場合によっては、診断が完全にできる前に手術をしなければならないこともあります。コンピュータにより疾患の診断が完全にできるまでには、まだ大変な時間がかかると思います。20年や30年では無理だと思います。最終的にはできるだろうとは予測しています。
今、AIの世界では、大量にデータを集めれば、AIはより完璧に近づくだろうという前提で研究が行われていますが、そんなことはないと思います。
ちなみに、私は1985年頃の第二次人口ブームの時の研究者でした。分担執筆ですが、本も出してます。
“パソコンエキスパートシステム” 田中博編 海文堂
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