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「日本は資源大国になれる」常識覆す、お宝2億トンの真価
NewsPicks編集部
中居 広起NewsPicks 記者
海底熱水鉱床、コバルトリッチクラスト、メタンハイドレート、そして今回大量に見つかったマンガンノジュールと、その下に眠るレアアース泥……。 確かに、日本周辺の海底では、これまでも様々な資源が見つかっていて、その度に話題になるものの開発が進まずにいつの間にか忘れ去られる、ということが繰り返されてきました。大きな理由は、海底資源の開発には莫大なお金がかかるから。 しかし今回ばかりは、様子が違うと思っています。それは、マンガンノジュールの開発プロジェクトに総額で100億円近い助成金を出すことを決めた日本財団の存在です。この事業は笹川会長の鶴の一声で実現しました。 「責任を取る人がいなきゃダメなんですよ。日本財団の仕事は、私が責任を取ります」。インタビューで笹川会長はこう明言していました。逆に言えば、そのくらいの覚悟が必要な事業でもあるということでしょう。 今のところ、表立って開発に手を挙げる企業は現れていません。いくつかの商社にも感触を聞いてみましたが、皆一様に「コストがわからなければ、投資判断はできない」との回答でした。まあ、商社としては当然でしょう。 だからこそ、2025年にも始まる大規模な実証試験では、一度に大量のマンガンノジュールの引き上げが可能であること、そして確たる経済性の証拠を、何としても示してほしいと思います。
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