荘司 雅彦

昨今の若手クリエイターはお金持ちになったのでしょうかね〜。 原宿という一等地で活動できるとは…。 昔のクリエイターは、漫画家の大家たちが集まった「トキワ荘」のような小さなアパート生活をしていました。 「トキワ荘マンガミュージアム」は拙宅のすぐ近くに再建されましたが、地方から出てきてお金のない漫画家の卵たちのシナジーを形成した聖地です。 池袋よりに行くと芸術家たちがたくさん住んだ「池袋モンパルナス」と呼ばれた地域があります。 女性漫画家たちの多くは練馬区に住んでいたとか…。 いずれも都心の一等地ではありません。

インフレになって最も困るのは収入源のない高齢層です。 賃金を貰っている人たちは、一定のタイムラグはあっても、物価上昇と共に賃金上昇があります。 しかし、賃金生活者でなくなった高齢層は物価上昇はマイナスでしかありません。 生活は苦しくなるばかりです。 今の日本で生活必需品の値上げがある程度抑えられているのは、大きな割合を占める高齢者層が消費を控えてしまうからです。 米国のように容赦ないインフレが起こったら、生活保護を申請する高齢者が激増してしまうと思われます。

「持ち分会社化」で利益を押し上げるというのは、いささか姑息な方法のように思えます。 利益は売上を増やしてコストを抑えて増やすのが大原則です。 制度上の歪み（？）を利用する企業がたまにありますが、本業で稼ぐことを怠らないようにしてくださいね。

何年経っても変わらない「今どきの若者論」のひとつですね（笑） 入社したばかりだと社会人としてのカルチャーがまったく身についていません。 私自身、今から振り返ると新入行員の頃の言動は汗顔の至りでした。 学生時代に友達同士て使っていた表現を上司に対して平気で使ったり…（汗） 半年くらい経てば自ずと変わってくると思います。 最初から見切りをつけないことが肝要かと。

普通預金を0.02％で集めても、日銀の当座預金に置いておくと0.1％の金利が付きます。 つまり、黙っていても0.08％の利ざやが取れるので、銀行としては笑いが止まりません。 ネット銀行の住宅ローン金利は、メガバンクの行員が自分が勤務している銀行ではなくネット銀行から借りるくらい低金利でした。 なんだか、どさくさに紛れて上げているような気がしますが、それでもメガバンク等よりも低いのでしょうね。

国立大学の学費は下げるのが本来の姿です。 貧しい家庭で育っても能力と志が高い生徒をどんどん入学させるためには、存在価値のない大学をどんどん潰して国立大学の学費を無償に近い金額にすべきです。 私立大学が競争云々と言っても、東京で慶応等と競合するのは東大、一橋、東工大、医科歯科大くらいでしょう。 その慶応自体、多くの学生は小中高などから内部進学してきます。 医学部の９割は内部進学だと聞いています。 学費が安いから国立に行くという理屈は通りません。 また、教育の質は「上がりのポスト」で遊んでいる大学教授の質が悪いからです。 学費を上げるのであれば、教育力の乏しい教授陣をどんどん入れ替える制度も併せてつくるべきです。 自分たちだけ安全な場所にいて、学生たちの負担を重くするのは明らかに不公平です。

もともとコンサルに存在意義があるかどうか疑わしいので、AIにとって変わられても誰も困らないでしょう。 携帯電話普及率予想を大きく誤ったためAT＆Tが衰退したのは有名な話。 コンサルの言うことをそのまま間に受けた経営陣にも問題がありますが…

内定辞退しても別の企業の内定を得られ場合なら、配属先告知が遅いと「変な部署に回されるのではないか？」という不安が頭をよぎるからでしょうか？ 私達の時代は、卒業必須単位の試験を終了するまで配属先を教えてもらえなかったのが一般的でした。 「高松支店！！！」と驚愕しても時すでに遅し。 自動的に卒業してしまうので留年して事実上の内定辞退ができなくなっていました（汗） まあ、人間万事塞翁が馬。 高松支店で個人営業をした経験が、その後の人生で最も役に立ちました。

「推し」とは異なりますが、新入社員にはニーチェのルサンチマンを認識することをオススメします。 わかりやすく言えば童話の「酸っぱい葡萄」のキツネが頑張っても届かない葡萄を「あの葡萄は酸っぱいに違いない」と思うようなものです。 高級品を持っている人を「高級品なんてくだらない」と思うのも同じ。 周囲に惑わされることなく、自分の価値観をしっかり持ってつまらないルサンチマンを抱かないようにしてほしいですね。 ヘーゲルの弁証法は議論をする上で欠かせないものです。 弁証法的議論を否定してしまうような会議は会議ではありません。 反対説もどんどん取り入れてより高次元の考え方に行き着くことが必要です。 「オッカムのカミソリ」はすべての人にとって有用です。 アインシュタインとフォン・ノイマンのどちらが天才かという問いに対して、とりわけ物理学などを専攻している人の多くは迷わずアインシュタインと答える傾向が強いです。 アインシュタインの数式は、無駄なものを削ぎ落とした極めてシンプルなものだからです。 そういえば、「戦争論」の著者であるクラウゼビッツもシンプルを重視していました。

AI搭載を強く期待したいです！ 少々のアップグレードでは今やサプライズになりません。

私はジムも含めれば1日3回も風呂に入っているので「風呂大好き界隈」に入るのかもしれません（笑） 生活スタイルは各人各様なので、他人に迷惑をかけない限り外野があれこれ騒ぐべきではありません。 風呂キャンセルの人たちは、悪臭等で他人に迷惑をかけないようにしましょう。

自社株買いをやり高配当になればれっきとしたバリュー株になりますね。 少なくとも今は「安定期」にあると考えていいかもしれません。 iPhoneにAIを掲載してブレイクするチャンスは多分にありますが…。