永濱 利廣

長期勤労者の駆け込み退職が増えると思います。

いずれにしろ、記事中でも指摘されているとおり、今晩の雇用統計次第ですね。

最終打席の代打は残念でした。

韓国は世論が厳しそうなので大変ですね。

季節調整値でみると、経常利益は前月も好調だった非製造業に加え、前月はマイナスだった製造業がプラスに転じ、全産業で見ても2期ぶりのプラスとなってますので、昨年度末にいったん日本企業の経常利益は反転したとの見方ができると思います。 設備投資に関しても、前月比で＋2.3％と伸びを加速してますので、少なくとも昨年度末までは設備投資計画調査を裏切らずに好調を維持していたと言えるでしょう。 以上より、１－３月期のGDP２次速報では設備投資が上方修正される可能性が高まったと言えるでしょう。

40年ぶりの世界的インフレで、企業の価格転嫁メカニズムが復活しつつあるということだと思います。

複数の高官が見送り発言しましたので、米金利低下ドル安となりました。 明日晩公表の雇用統計でガラッと変わるかもしれませんが。

先行指標をひとつづつ確認していくと、生産の逆相関先行指標となる在庫率は低下していますので、先行きの生産にはポジティブとなります。 一方、製造工業の予測指数を見ると、５・６月とも上昇となっています。しかし、５月の経産省補正値は▲2.6％ですので、持ち直しには結構微妙な状況と言えます。 ただ、更にデータを加工して在庫循環の状況がわかる出荷在庫バランスを見ると、鉱工業全体では低下していますが、半導体のサイクルを示す電子部品デバイスの出荷在庫バランスは２カ月連続で上昇しています。 以上を踏まえれば、先月分から上方修正された経産省の「生産は緩やかな持ち直しの動き」の判断はおおむね正しいと言えるでしょう。

この側面だけを考えれば、エルニーニョで冷夏になった方がいいということになるのかもしれません。

なお、鉱工業指数からみた半導体の在庫循環を示す電子部品デバイスの出荷・在庫バランスも底打ちの兆しを見せています。

セ・リーグは阪神独走状態なので、ペナントを面白くするためにも、パ・リーグは阪神戦中心のローテを組んでいただきたいものです。

とりあえず、米国債格下げのリスクは一旦低下したようです。