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なぜエンジニアは哲学を学ぶべきなのか? 「頑固なAIと議論」できる? | ゴールドマン・サックスのCIOが娘に話したこと
クーリエ・ジャポン
山崎 俊彦東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授
直接的に役に立つかという視点で議論するとすぐに必要・不要論につながってしまうおそれがあります。 私自身はどんな学問でも、学問として成立する過程(問題提起、問題検証または解決、論証、体系化)は同じであり、学ぶ価値はあると考えている方です。また、視野を広げるという意味でも重要だし、教養としてその分野の知識を持っているかということも、人間の深みにつながると思っています。どこかの記事で、「教養=言語化能力」という主張を読んだのですが、まさにその通りだと思っていて、哲学でもなんでもある分野の知識をもつとその分野の言語で端的に物事を表現することができるようになります。 私の研究室は機械学習・人工知能をつかったマルチモーダル認識・処理が専門ではありますが、専門外から大学院にやってくる学生も少なからずいます。その学生らは口々に「入学前からプログラミングやAIの勉強をしておかないとだめでしょうか」と質問してきます。私はそのたびに「いまいる専門分野の勉強を、誰にも負けないくらい深めてその分野のプロになってきてください。それが他の人にはない、あなた自身の強みになります。」と答えています。
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