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チャットAI「StableLM」発表 オープンソースモデルで商用可 「Stable Diffusion」開発元から
百瀬 剛(一社)長野県ディープラーニング協会 代表理事
Stability.aiの参入で潮目が変わる可能性が出て来た。メタが公開したLLaMA、それをファインチューニングしたAlpaca等の出現で、パラメーター数の大きさが性能に直結しない事が周知となり、GAFA以外でもLLMが開発出来るという機運が高まっている。そして、まさにこのタイミングでStableLMの発表である。パラメータ数が3Bと7Bでの公開という事は、約50~25分の1のパラメータ数で、同様の性能が出せるレベルにまで来ているという事だろうか。
しかもこちらはオープンソースである。
巨大資本を背景にしたプラットフォーマーの時代が終わり、質の高い独自の教師データセットを保有している多くの組織が入り乱れる戦国時代が到来するのかもしれない。
間違いだらけのChatGPT 真の知能にはなお遠く
百瀬 剛(一社)長野県ディープラーニング協会 代表理事
ChatGPTについての話題が、AIに全く興味の無かった層からも言及されるようになってしばらく経ちましたが、的外れなコメントもめちゃくちゃ増えたと感じます。
GPT-3の時の衝撃に比べると、ChatGPTの公開は、API使わずにGoogleアカウントあればGPT-3使えるようになったんだ!便利!くらいにしか思わなかったですが、リーチを増やすという事は革新的な技術が誕生する以上に社会を変革させるのだなと実感しています。
レガシーなメディアでは回答の真偽性に焦点を当てた論調が強いですが、そこじゃないんだよなと言うのが個人的見解で、これまで超える事の出来なかった壁を突破して、等差数列の先に知的な会話をするAIが見えた事にこそ言及して欲しかった。
「すごいすごい言ってますけど嘘ばっかですよ!みなさん注意してください」という事にどれだけポジティブな意味があるだろうか。
松尾先生が数年前に話していた、エレベータの話がここでも思い出される。
---以下うろ覚えの要約引用
産業革命時に動力が発明され、1Fから2Fに上がる事のできるエレベータが作られた。人々は2階に上がるなら歩いた方が早いと笑った。
しかし、1889年に状況は一変する。
シカゴ・ニューヨークにて高層ビルの建設ラッシュが起こったのだ。
高層ビルの建設ラッシュが起きた要因は、エレベータの発明だった。
歩いて登る事が不可能な高さの建物を人に提供する事を可能にしたガジェットこそ、エレベータだったのだ。
その時エレベータを笑う人はもういなかった。
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みたいな話だった気がする。
ChatGPTを笑っている場合ではない。未来を見て備えて欲しい。

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