T. Riki

iPadはインチサイズが10インチや12.9インチと大きいため、このための有機ELディスプレイを用意するのは簡単ではない。iPadセグメントは全体で年間に5000万台程度製造販売されており、年間2億台弱のタブレット市場の中ではNo. 1シェア。うち半分は廉価版iPadで、proは年間で1000万台も出ないが、それでもこの量の中型ディスプレイのキャパシティを用意するのは容易な投資ではない。 また、投資した各社からすれば、十分に回収できる可能性はiPadの場合はあるが、(プロダクトライフサイクルが割と長い)今後の推移は気になるところだ。 ディスプレイが変わると、映像フォーマットなども気にしなくてはならない。発色も変わるので絵作りも変わる。 ディスプレイはマイナーアップデートか？というとそんなことは全くない。また、iPhoneと同じか？というとそうでもなく、封止や有機ELの発光体の積層の仕方が長時間表示などに適した構成になると言われている。(具体的にはタンデムOLED)

生成系AIやそれによる映像製作、またストリーミングが隆盛を極めれば極めるほど、逆説的にオリジナルの映画作品や映像作品を作れるということやそれにより培われた原作、版権を持つことは強大な影響を持つ。特にハリウッドでは強烈に生成系AIへの反発も生まれている。今後、脚本家や俳優の間でも著作権保護の議論はさらに加速するだろう。この流れでは原盤権や版権の価値は更に上がり続ける。

人員リストラとデータセンター、AIに投資しながらの好業績。この辺りの割り切り方がGAFAMの強さではある。

国際社会においては言われっぱなしはあまりよろしくない。 価値観の異なる方々からすると、首肯したのと同じに捉えられる。そうでないなら、そうではない、と言うべき。

住友化学ほどの名門企業が陥る状況としては意外ではある。が、住友化学が名門ゆえに抱える問題もあるのだと思う。薬の研究開発やプラント開発投資は数年以上の時間がかかるため、現社長一代の力だけでは判断できない領域。つまり、組織としての実行力、そしてそれを実現させるマネジメントの力量が問われている。

なんともはや…クビにした後再雇用検討とか労働者バカにするのも、大概にしなよとは思う。