石井 一弘

週明けの日経平均、為替がどう反応するか… また、組閣も誰をどのように要職へ付けるかにより、政局も選挙結果も大きく変わりそうですね 高市さんや小林さんなどは難しいだろうけど、小泉さん、河野さん、加藤さんといった今回の候補者をどれだけ巻き込めるか キャスティングボードの担い手は如何に意思決定するのだろうか… これからの日本の舵取りがかかった濃厚かつ重厚な週末が始まります

フードテックカンパニーの成長が着実に成果として積み重なり、大きなうねりとなって革新と変革をもたらしています 乱獲や環境汚染、温暖化、総人口増加、相次ぐ紛争などの影響により世界的に食料の安定供給が難しさを増す中で、ニンジャカンパニーの躍進はSociety5.0の成果物としてだけではなく、Society6.0に向けたコンダクターと成り得るかもしれません また日本の貴重な資源である「食」を発信していく事でガストロノミーツーリズムなどに代表される経済振興にも波及するだけではなく、下記のようなプログレッションにも繋がって参ります >フードテックは単に生産の効率化ではなく、食糧問題の解決という大義とともに環境問題を同時に解決する可能性を持つことで、業界が持続可能性の言葉の通り持続して発展する期待感がある 「食」も全人類共通の社会課題であり決して他人事ではありません 身近に起きている課題として、各々が協力にて取り組んで参りたいですね

会見も見ておりましたが、改めて出馬会見全文を読み直しました これまでの出馬会見と比較しても、演者としては完璧であるのはもちろん、内容としてもわかりやすく網羅されてており「丁度いい」ポイントをしっかり押さえている 論と情、理と熱など狙いを持って上手く使い分けているなと感じました 変化を求められる時期の出師の表としては比類なき出来栄えではないでしょうか 初手の感想としては 「チーム小泉、おそるべし」 内容以上に組織力の強さを感じた会見でした 小泉進次郎、出馬会見全文 https://sosaisen.shinjiro.info/press_conference

ネガティブな表現や行動、アウトプットは全てブーメランとして返ってくると信じてやまない小心者の僕からすれば、匿名とはいえIPがわかるツールを使って誹謗中傷する方の気持ちが本当にわかりません 聖人君子になる必要はないですが、少なくとも受け手や読み手がわからない場面においてネガティブなアウトプットする事はデメリットではなくリスクでしかありません リスクになる事を無自覚で行ってしまう事は本当に恐ろしいため、例えばビジネスにおいてもどんなに優秀な方でも採用されず取引先としても信用されません 『いま、自らが発した一言は、例え勘違いや情報不足等であっても許される事か？』 自らの発言に於いて常に留意している事です 「個人の見解」という枕詞は何の意味も持ちません いわゆる「常識」や「教養」とは社会との共通言語であり、ダイバシティの体現に於いては必要不可欠な要素であると考えます 一方、失言を恐れてアウトプットしないのはまた別軸の話であり、発言や発信を止める事には繋がりません とはいえ、やはり完璧ではないので事の大小問わずご指摘は真摯に受け止め、自らの戒めとしつつ、自浄作用できる環境に身を置いて律して参りたいですね

高校野球地方予選、各都道府県のトーナメント表を見ていると連合チームが多くなった事を痛感 少子化や野球離れ、物価高騰や生活困窮など連合チームの増加においていろいろ背景はあれど、遠くない将来には現形式で継続していく難しさが出てくる ひとりの高校野球ファンとして、夏の風物詩を絶やすことなくできる事はないだろうか 各地で熱戦が繰り広げられ劇的な試合結果の興奮とは裏腹に、一抹の不安を感じずにはいられない

感想やリフレクションなどはそれぞれあって良いかと思いますが、なぜわざわざ言わなくても良いことまでコメントしてしまうのでしょうか？ なんのメリットもないどころか、リピテーションリスクにしかなりません 社会と自身において「一線を引く」「線引する」事が出来ていない典型的な例ですが、あまりにも稚拙過ぎると思います 蓮舫氏も石丸氏も支持しておりませんが、外野の余計な声が多すぎた今回の都知事戦 これからのスタンダードにならないよう、候補者はもちろん有権者や支援者自身が適切に判断できるようにしていかなければならないですね

怒号や罵声、脅迫等での主義主張は議論でも対話でもない つまりデモクラシー、民主主義であることを放棄しているに等しいため、どんなに崇高な意見であっても民主主義国家である以上、受け入れられる事はない ちなみに供託金没収で1.5億ほど選管に入るわけだが、都政において改めて選挙の在り方を議論し未来志向の形式へと変革させるために費やして欲しいと願うばかりです

都知事選について評価や検証は多々あれど、個人的には安野氏が約15万票集めたのは大きいと感じている 支持云々ではなく、起業家や先端技術者が政界等で活躍するのはとても良い傾向 日本のコンテンツではまだまだアイアンマンが生まれにくい もっと起業家が活躍する機会が増える事を願います

海外企業のコンサルテーションはUSD払いが多いため、この末期的な超円安において少しだけ恩恵を感じます ただ、日本経済にとっては中長期で鑑みた際に深刻な問題である事に変わりありません 政府等による介入含め、抜本的な対策が待たれるところです

スキルファーストも目的と手段によるが、大切なのはキャリアやスキル、環境の掛け算が出来るかどうかです 掛け算が上手くいかなければポテンシャルや成果を最大化させる事は難しい どこでも通用するスキルを持っている方は多くて2割ほどと限られているので、残り8割の中から掛け算でスケールできる人材選択していかなければならないですね

タイパのみではなく、朝活やワーケーション、テレワーク、流行りの人事制度や面接などと同様、周りがやってるからという理由だけで進めるから上手くいかない 自分で考えて効率の良い手段として運用するから意味があるわけで、形だけ取り入れてやろうとしても上手くいかない 本質を正しくアセスメントする事が大切です 目的と手段の話でしかないので、安易な意思決定はしない方が賢明ですね

記事にあるように、通常の会議も含めてちゃんと運用出来ているケースの方が少ない ただのミーティングでもなければ御用聞きでもなく、ましてや叱咤激励の場でもない 現状に対して正しくアセスメントし、現状+1をオン出来るかどうか それ以外は最早1on1ではない そもそもよく会議が長すぎる、多すぎるというネガティブな反応も散見するが、重要なのは目的と結果が附随しているか否か 会議が長くても円滑にスケールしてる企業もあれば、少なくてスタックしている企業もある 会議体の種類や数量ではなく、目的と結果から質を正しくリフレクションし適切に運用していく事が重要ですね