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「引き寄せの法則」って本当? 分析すると心理テクニックの集合体だった
Takahashi Hirokazu精神科医
信念→思考→言葉→行動→感情→体験→信念という創造のサイクルにより信念は体験化されます。この創造力はまるで魔法のように強力なので、もしも人類の活動を早送りで観察すると奇跡を連発しているように見えるでしょう。その意味で人はみな魔法使いであり自作自演の脚本家であると言えます。
ただし周囲と個人の信念が逆向きのときや、個人の中で相反する信念があるとき、そして信念がコロコロ変わるときなどは創造が遅延します。自分の魔法に苦しむ魔法使いもいれば、自分の演出に悲しむ脚本家もいる訳です。創造を楽しむにはすでに自分の目指す場所にいる人達に囲まれ、すでにそうであるかのように考え語り動き感じ続けることです。
ひろゆき氏の幸福論「自分を嫌いにならないで生きるには何が必要か?」
Takahashi Hirokazu精神科医
幸福感は後味の良い充実感と後味の悪い快楽とに分けられますが、もしも後味の良い毎日や後悔のない充実した人生にしたいなら快楽よりも充実感を選択していくことが有効です。例えばお金で買えるのは基本的に快楽なので、不幸の回避はできても幸福は買えない訳です。また他者との比較から得られる優越感は誰かを見上げたり見下された瞬間に消え失せる快楽の1つです。
人生の大切な時間を売り、必要以上のお金を手に入れ、そのお金で優越感などの快楽を買い、快楽では心が満たされず、更に時間を売り心身が疲弊していく。そんなアリ地獄から抜け出すには充実感で心を満たすことです。先入観に惑わされず、心のままに行動し、後味に学び軌道修正していきます。そうして自分で自分を大切にできれば、自分で自分を大切に想えるようになります。
ああイライラする。人に腹が立って仕方がないときの対処法
Takahashi Hirokazu精神科医
イライラなど不快な感情の原因は、自分の中の期待か自己犠牲か先入観のいずれかあることがほとんどです。このため期待も自己犠牲も先入観も少ない人ほどイライラしにくく不快な感情も生まれにくい傾向があります。その中でも期待は「〇〇するのが当たり前だ」という思い込みであり自他への要求水準なのでこれが高まるほど対象をマイナス査定しやすくなり不快な感情が増えます。
期待を減らしたい時は「文句があるなら自分でやる」というマイルールが有効です。「人それぞれ」現在地も目的地も違うので自分の近道や正義を人に押し付けず、「ライバルは過去の自分」とします。今無いものがもし有ったら?と考えると期待が増すので逆に「今有るものがもし無かったら?」と自問します。些細なことに「感謝する習慣」や「まぁいっか 何とかなるさ 死にゃしない」などという諦めの境地も期待を減らしてくれます。
自己肯定感が低い人に表れる危ない5つの特徴
Takahashi Hirokazu精神科医
人間は頭が良いので行動の前に考えやすく先入観に惑わされ快楽に溺れやすい種といえます。同様に自分以外を優先する自己犠牲が得意であり、その分だけ相手にも期待しやすい傾向があります。そうして自分で(期待↑)自分を(自己犠牲↑)大切に(先入観↑)しないほど自分で自分を大切に思えなくなり、自己肯定感も下がります。
反面、お昼寝する犬や猫はとっても幸せそうです。彼等は常に自分の後味を最優先します。ごちゃごちゃ考えずに行動し、その後味に学び軌道修正していきます。とっても幸せそうな人達の行動も、これとよく似ています。後味の良さの先に多くの笑顔があるのは心がみんな繋がっているためであり、我々の本質が愛だからです。
結婚とはなにか。夫婦とはなにか。私たちが「契約結婚」に至るまで。
Takahashi Hirokazu精神科医
右手と左手は心がひとつです。心がひとつだと一方の悲しみは双方の悲しみとなるので、右手が左手を縛りつけることはありません。このように右手と左手の関係を思い浮かべることで心がひとつなのかバラバラなのか、それが愛なのか愛ではない何かなのかがはっきりします。例えば愛と必要はしばしば混同されますが、愛は相手に自由を与え必要は相手の自由を奪います。
多くの夫婦が愛と必要を混同し、信頼と期待を混同し、助け合いと依存を混同し、相手の自由を奪うため心がバラバラになり、やがて破局を迎えます。愛も信頼も助け合いも相手に自由を与える心がひとつな証拠であり、必要と期待と依存は相手の自由を奪う心がバラバラな証拠です。自分で自分を大切にして幸せを自給自足できるほど相手に自由を与えられます。結婚を相手を縛る道具にしてはなりません。
「幸せで成功する子ども」を育てる方程式:親が実践すべき8つの役割
Takahashi Hirokazu精神科医
自分で自分を大切にすればするほど、子育ても対人関係も人生も上手いくと思います。「自分で」とは人に期待せず信頼すること。「自分を」とは自己犠牲をやめ心にゆとりを保つこと。「大切に」とは先入観の好む快楽よりも後味の好む充実感を選択することです。このため幸せな人ほど期待と自己犠牲と先入観が少ない傾向があります。
例えば自分で自分を大切にする親は子供に期待せず信頼すためなるべく子供に自由を与え、先導より後追いの子育てを好みます。また自己犠牲を嫌いwin-winな折衷案を好むため話し合いをいとわないし、いつも子育てを楽しむゆとりがあります。そうして快楽より充実感を楽しむ背中を、やがて子供も追いかけるようになります。
根拠がある自信 根拠のない自信 「自己肯定感」の源になるのはどっち?
「世界幸福度ランキング」2019年版が発表。日本の順位はどうなった?
Takahashi Hirokazu精神科医
資本主義は快楽を商品化して大量供給するので我々の生活を豊かにしてくれます。そんなモノやサービスが溢れるデフレジャパンの幸福度が低いということは快楽の先に幸福はないという証拠なのかもしれません。では生活の豊かさではなく心の豊かさ、快楽ではなく充実感とはどんな時に高まるのでしょうか。
多くの人は食事と睡眠と運動のバランスが整うとき、夢や成りたい自分に近づくとき、誰かと助けあい笑いあい心が繋がるときに心が満たされます。そんな体のバランス(健康)・自己実現(夢)・心の一体化(愛)に必要な対価とはお金ではなく自分を大切にする努力です。記事も自分を大切にする国ランキングと解釈できるのかもしれません。
「仕事は辛くて当たり前、給料はガマン料」という文化をどうみるか
Takahashi Hirokazu精神科医
先入観に従って楽な方に進むほど快楽に溺れやすくなり、そうかといって無理を続ければ心のゆとりをなくし人に優しくできなくなります。つまり先入観も自己犠牲も後味が悪くなりやすい選択肢であり、自分を大切にできていない証拠といえます。自分を大切にしないと自分を大切に想えなくなり自己肯定感が下がりがちです。
そこで心のままに行動し(先入観↓)、後味で軌道修正(自己犠牲↓)します。先に行動し、後から考える。先入観駆動から後味駆動への切り替えですね。趣味も仕事も伴侶も生き方も、何事もやってみなけりゃわかりません。もしも後悔のない充実した人生にしたいなら、後味に従って進むのが近道です。後悔も充実感も後味ですからね。

NORMAL
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