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【独占】「今、株を買え」。投資のレジェンドが急かす理由
重信 英毅Canreki Capital LLC マネジング・ディレクター
このインタビューには、驚かされました。大金星ですね。
バートン・マルキールのような、投資業界の超大御所とのインタビューを実現された森川記者の手腕に脱帽です。
「ウォール街のランダムウォーク」は、アクティブ運用をやってきた者から見ても、投資の真髄が詰まった名著です。特に若い読者の方で、今から投資を始めようと考えている方にはお薦めの一冊です。
この記事をきっかけに、「ウォール街のランダムウォーク」が、一人でも多くの方に、手に取ってもらえれば(再読も含めて)、森川さんにとっても記者名利につきるのではないでしょうか。
Money Picksシリーズの今後の記事にも期待が高まります!
【ドキュメント】黒人の命が大切だ −Black Lives Matter−
黒人暴行死、デモ全米50市に 外出禁止25市、収拾困難に
重信 英毅Canreki Capital LLC マネジング・ディレクター
抗議や暴動が、まさしく燎原の火の如く、米国の各地で拡がってきています。しばらく、収まりそうな気配はありません。
警官の黒人への暴力は、今までも社会問題になりましたが、頻繁に起きていたこともあり、時間が経つと忘れられることが多かったような気がします。
今回は、SNSとコロナで、様相が異なるものになっています。SNSの力がなければ、誰もが衝撃的な現場の目撃者になることはなかったでしょう。また、コロナで経済格差(=人種間格差)が浮き彫りになっている時に事件が起きなければ、人種差別に対する怒りがここまで増幅されることはなかったはずです。
残念なことに、大統領のつぶやきは衝突を煽る結果にしかなっていません。この事件は、社会の傷跡として、いつまでも残りそうです。
【コロナ禍中の上場企業の開示を読む3】財務安定性とコロナ後の成長に向けた説明
重信 英毅Canreki Capital LLC マネジング・ディレクター
今週のシニフィアンスタイルの記事もいいですね。
「財務の安定性(survivability)」と「Afterコロナの展望」について、投資家とのコミュニケーションの要諦が上手くまとめられています。IR担当者の方には、是非読んでもらいたい記事です。
好事例が多数取り上げられていますが、特にオムロンの事例には会社のDNAを感じさせられます。オムロンは、実はガバナンスの見本のような会社です。日本では、トップクラスと言ってもいいかもしれません。立石元会長から作田前会長へ、さらに山田社長へと、優秀なマネジメントが続いています。創業家にこだわらないバトンタッチ、若返りのバトンタッチ、いつも見事です。その精神が透けて見えるようなプレゼン資料になっています。
追伸: ウェブナーも拝見しました。数百社のプレゼン全部に目を通され、上手くまとめ上げられた小林さんに脱帽です。IR担当者の方には、必見のウェブナーです!
コーポレートガバナンス最大の機能:取締役会と役員選解任のあり方と事例について
重信 英毅Canreki Capital LLC マネジング・ディレクター
ガバナンスについて、たいへん勉強になる対談記事です。
CEOの解選任と継承で、マイクロソフト、IBM、エス・エム・エスなどの成功事例を挙げておられますが、こここそがガバナンスの本丸ということについては首肯させられます。ここで転けて失敗事例になるケースは、まさに死屍累々ですから。創業者ガバナンス賛美に対する懐疑も参考になります。
日本のガバナンスは着実に前進してきていると思いますが、まだまだ過渡期にあることも事実です。共同体的な企業文化が強い土壌で、欧米型のガバナンスをどのように体内化できるのか興味深いところです。仏を作って魂入れずの状態になっている会社が少なからずありますが、成功事例が増えるにつれて入魂の度合いも変わってくるはずです。それが、日本経済の持つポテンシャルを引き出してくれると信じています。
シニフィアンスタイルの記事は、前回の投資家とのコミュニケーションについても深掘りされていて、今後要マークになりました。
追伸: Voicyも、いま聴きました。非常に良いですね。アスクル・モデルは注目です。
投資家コミュニケーションを軽視すると何が現実的に困るのか?
重信 英毅Canreki Capital LLC マネジング・ディレクター
IR(投資家とのコミュニケーション)について、質の高い対談記事だと思います。
IRの基本は、業績の良し悪しにかかわらず、一貫して発信し続けることだと対談の中で言われていますが、大賛成です。悪い時ほど、トップ自らが先頭に立って、IR活動をやるくらいの気概が必要です。そういう時ほど、個人投資家であれ機関投資家であれ、長期的なファン層をつかむチャンスです。将来のファイナンスを応援してもらい易くなるとかの実利的なメリットもありますが、市場との間に揺るぎない信頼関係を築くという無形のもののほうが大きいような気がします。
IRの位置づけも、時代の変遷とともに変わりました。80年代は、IRという言葉自体が珍しかったです。IR部門という独立した機能があったのは、ソニーのような先端的な会社ぐらいで、ほとんどが総務や経理の担当者が投資家対応もやっているという程度でした。現在では、IR担当者がいない会社のほうが少数派です。IRのプロの方も増えています。米国のIRのやり方に似てきています。資本の争奪戦がグローバルに行なわれていることを意識して、IRの戦略性が格段に上がっているのを感じます。アクティビストの投資動向をふまえれば、IRの重要性は増すことはあっても逆は考えられません。
米GEの航空機エンジン部門、世界で最大25%の人員削減を計画
重信 英毅Canreki Capital LLC マネジング・ディレクター
エクセレント・カンパニーの栄枯衰勢を感じてしまいます。GEはどのビジネススクールでも、成功例として教材の対象になっていた会社です。ジャック・ウェルチは一世を風靡した経営者でした。社内アカデミーを創設して、人材育成にも力を入れていました。
現在のCEOが、初めての外部からの招聘であることに、GEが置かれている苦境を見出さずにはおれません。航空機エンジン事業は稼ぎ頭だったので、コロナの逆風は厳しいです。主力ビジネスだった火力事業が転けたあとなので、なおのこと追い詰められています。
ただ、これだけ、歴史があり、人材豊富で、変化のDNAを持っている会社です。どのような復活劇を見せてくれるか注目しています。

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