元JR東社長、松田昌士氏が死去 改革3人組、国鉄分割民営化主導
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松田会長の印象は、一言で表すと国士でした。国の行末を案じ、鉄道を愛し、故郷(北海道)を忘れず、奥様思いの熱いマネジメントでした。
国鉄改革は、感動のストーリーです。国家事業として、凄まじいエネルギーが投下されていますが、松田会長のような人間的魅力のある方がその中心にいなければ成就していなかったと思います。
「なせばなる民営化 JR東日本」には、民営化への歩みが詳細に描かれています。プライベートなことが書かれていた、日経の「私の履歴書」も、そのうち一冊の本になればいいのですが。
ご冥福をお祈りします。
注目のコメント
最近になって出版された「トラジャ: JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉(西岡研介氏)、「昭和解体――国鉄分割・民営化30年目の真実」「暴君――新左翼・松崎明に支配されたJR秘史』(いずれも牧久氏)を読んで、改めて国鉄の分割民営化がどれほどの難事業だったのかを知りました。まさに「昭和」を解体する作業でした。そして、その最前線に立った人物でした。今は、革マルの労組も排除され、コロナ禍で鉄道のあり方も変わるかも知れないという時代の端境期です。その時に逝かれたことに感慨も覚えます。合掌。
激動の時代、国鉄民営化に尽力され、今のJRがある。とてつも無いエネルギーが必要だったと思います。また、アマチュア野球界にも尽力されたのは記憶に新しいもの。
ご冥福をお祈りします。