中村 豊

40-40の記録は通過点。50-50を目指していける勢いです。 ホームラン記録ではヤンキースのアーロン・ジャッジ選手が４９本で彼自身更なる記録を目指しています。 記録はさておき、シーズンも残り３２試合となりました。ナ・リーグ西地区で首位を保持しているドジャースですが、数試合差まで迫っているダイアモンドバックスとパドレスがいます。それでも、大谷翔平選手初のMLBプレーオフ進出に向けて本当に楽しそうにプレーしている姿が印象的です。

遠征や移動が多いアスリートには現地時間に合わせる事が大切かと思います。まずは、朝の散歩から朝日を浴びる。日中も出来る限り太陽に浴びて体内時計を整える。昼寝は３０分程度で済ませる。就寝前（寝る６０〜９０分前）にはお風呂、もしくはシャワーを浴びでリラックスして副交感神経を活性化させる事がポイントかと思っています。ある程度の同じ時間帯、同じスケジュールで行動する事で心身ともに落ち着きを取り戻せる事も多々あります。

元気な錦織圭選手が戻ってきました。クレーコートのオリンピックを終えて、全米オープンへ向けて最も得意とするハードコートシーズンで見事２回戦を勝ち抜きました。勢いを感じます。今週はカナダ（モントリオール）、来週はシンシナチ（オハイオ州）、そしてNYCの全米オープンの流れでツアーは組まれています。 彼のベースライン付近でボールを捉える動体視力と動きの感覚は健在です。今後に期待です。

ノア・ライルズが自己新記録、そして金メダルを奪取しました。米国勢２０年ぶりの快挙です。そして、彼は２００mにも挑みます。２７歳と勢いに乗る彼は、陸上界の顔としてこの世界を盛り上げていくと公言しています。 以下は過去の成績です。 Sydney 2000 Maurice Greene (USA) Athens 2004 Justin Gatlin (USA) Beijing 2008 Usain Bolt (Jamaica) London 2012 Usain Bolt (Jamaica) Rio 2016 Usain Bolt (Jamaica) Tokyo 2020 Marcell Jacobs (Italy) Paris 2024 Noah Lyles (USA)

大坂なおみ選手は過去を見ても左利きとの対戦相手を苦手とする傾向があります。右利きに日頃慣れている事もあり、左利きは全てが逆回転で、戦術的にも多少の工夫が必要です。そしてこのパリ五輪の対戦相手は、アンゲリク・ケルバ（ドイツ）で、大坂なおみのような強打をする選手を得意とする選手でありました。結果はストレート負けに終わりました。 ２０２１年の東京オリンピックでもベスト１６で、左利きのマルケタ・ボンドロウソワ(チェコ）に敗退しました。その年の全米オープン含め、３連戦で左利きの選手に敗退しています。 今後の大坂選手の左相手の戦術として、バックハンドのダウン・ザ・ラインをもう少し増やすなど、プレーの幅を広げる事が鍵になるかと思います。

フロリダ在住の者です。今の全米のニュース・話題はこのトランプ氏の事件で持ちきりです。強いアメリカを強固に支持していたトランプ氏が、このような場面でも怯む事なく、狙撃後にも拳を突き上げる姿が印象的でした。そして、明日から始まる共和党の党員集会での正式な候補者選びなどで、更なる盛り上がりを見せています。良い悪いは別にして、トランプ氏の話題は尽きません。