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【小林製薬】紅麹問題で社長辞任。拭えぬガバナンスの大問題
田中 慎一(株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役
小林製薬といえば、長らくエクセレントカンパニーの一角として語られることの多い会社でした。ただ、このような非常事態、ピンチになったときに真の組織の姿が浮き彫りになるのが世の常であり、なんとも皮肉です。
攻めには強いけど守りに弱いことを露呈してしまう。このような日本企業が後を絶たずにとても残念に思います。取締役会トップの首を挿げ替えても創業家が大株主として居座る状態ではガバナンスの問題はどうにもならないものです。
創業者が大株主を兼ねることには良い面もあるので(事業に専念できたGoogleなど)十把一絡げにダメと言うつもりはありませんが、一度でもこのような深刻な問題を起こした場合は創業家の株を強制的に売却させるなどの措置があってよいと思います。
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【極上体験】あなたはこんな「富裕層旅行」に憧れますか?
田中 慎一(株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役
私は5つ星ラグジュアリーホテルに泊まったり、ましてやン百万円も使ったり、といった富裕層旅行なんて到底できませんが、海外でのオリジナルでローカルな体験という意味ではかなり楽しい旅行ができているという自負があります。
日本の地方へ行けば心を揺さぶられるものを見たり聞いたり体験できたりするのと同じで、海外でもとにかく都市を避けて田舎へ行きます。そのため、2週間の旅行期間中まず日本人とは一度も会いませんが、海外富裕層が日本でしている極上体験より0が1個も2個も少ない金額で、しかも、内容でそん色ない(と勝手に思っている)体験ができるものです。
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【即実践】酷暑対策は「本物アスリート」に聞け
田中 慎一(株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役
われわれ一般人の暑さ対策ではアスリートのように水をぶっかける、というわけには行かないでしょうから、日中の外出を避けるとか、水分を取るとか、そんな現実的な手が必要でしょう。
ハンズやAmazonでも暑さ対策グッズが並んでいるので、いろいろ試してみるのもおススメです。
ちなみに、私は外出時のサングラスは必須アイテム(強烈な紫外線が目を傷めて緑内障の原因になるとも言われているので)で、今年から日傘も導入しました。この日傘が外出時の暑さ対策にすごい威力あります。
日本発サンバリアの日傘、おススメです。既に初本番なので品切れ続出ですが。。。
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【発見】日本の超高品質な「日常」は巨大ビジネスになる
田中 慎一(株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役
ガラパゴス化の評価って本当に難しいのですが、これがインバウンド需要ともあいまって発展する可能性がないか個人的に関心を持っています。
というのも、日本の業界にあまりに多数のプレーヤーがひしめくことによって過当競争に陥り収益性も生産性も犠牲になり、ROEやPBRの低迷、給料の伸び悩みに直結しているという現実があります。
一方で熾烈な競争の結果、記事でも紹介されているような外国人の心をつかんでやまない日本ならではの魅力的な商品・サービスにあふれています。100円ショップなんて外国人は「これが100円!?どうかしてるぜ!!」というノリで大量に爆買いしています。
対象的なのが業界内でロールアップ戦略をスタンダードとするアメリカ。たとえば、ホームセンター業界では上位2社だけで6割以上のシェアを握るアメリカに対して日本では多くの上場企業がひしめいています。
その結果、アメリカではどこのホームセンターへ行っても似たり寄ったり店づくり、変わり映えのしない商品ラインナップで大したワクワクもありません。ところが、日本では競争が激しい分、どこへ行っても楽しくてワクワクします。
これをどちらが正しいか、良いかと言うのはなかなかに難しく、ある種のアウフヘーベンでワクワクと高収益性&高生産性を高度に統合できないものかと考えています。
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【直撃】異例の5000億円規模。「大企業改革ファンド」の正体
田中 慎一(株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役
大塚さんは若いときにデスクをならべて同じ投資銀行部門のM&Aチームで一緒に仕事をさせていただいた先輩です。アドバイザーのイロハを教わったり、一緒にハワイ出張したり、懐かしく良い思い出ばかりが浮かんできます。
若い頃から、それって大言壮語?と思われるようなスケールの大きな発言をしても、それをきちんと有言実行してきたのが大塚さん。機が熟したと見て、このタイミングでのファンド立ち上げに至ったのだと思います。
JTCを変えるもっとも効果的な策は資本市場からの良い意味でのプレッシャーだと思っているので、個人的にもとっても楽しみにしています♪
日本市場の「顔」として奔走、時価総額280兆円増-JPX率いる山道氏
田中 慎一(株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役
証券取引所が音頭を取って企業経営陣と機関投資家に働きかける市場改革を促し、価値創造を通じた株価の上昇を実現したなんて世界中の株式市場の中でも東証だけです。東証の功績は本当に大きいと思います。
この改革に大いに刺激を受け、いま必死にキャッチアップしようと東証の市場改革を徹底研究しているのが日本以上にROEやPBRが低迷しているお隣の韓国です。
2023年3月31日に日本取引所から公表された「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」に至っては、ほぼ丸パクリしているほどインパクトを与えています。
あとは市場関係者の間で改革が甘かったと評されているのが市場区分の見直しです。
第2次安倍政権が誕生したときに首相自らウォール街へ出向き「Buy Abenomics!」とトップセールスをしたのはいいものの、海外投資家から「収益性も生産性も低く投資利回りの期待できない企業ばっかりじゃないか」と批判されたことを受けたことから一連の市場改革が始まったわけですが、やはり真の意味でのメジャーリーグの区分を設けることが期待されています。
ツール・ド・フランス2024でスロベニアのポガチャルが3度目の総合優勝
田中 慎一(株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役
今年のツールは、スロベニアの英雄・ポガチャルの3度目の総合優勝で幕を閉じました。
今回はポガチャルが圧倒的な強さを見せつけ、ライバルを寄せ付けない、ポガチャルによる、ポガチャルのための、ポガチャルのツールドフランスならぬ「ツールドポガチャル」といった様相。
そして、チームとしてのUAEがどうにもならないくらい強く、ポガチャルの総合優勝を強力にアシスト。チームワークが完璧でした。
全知全能の万能型サイクリスト、アスリートとしてのポガチャルは、まさに怪物だけど、普段のポガチャルは少年がそのまま大人になったような、かわいい好青年ですよ。
去年はポガチャルが直前のケガでヴィンゲゴーが優勝、今年はヴィンゲゴーが直前のケガでポガチャルが優勝と両者痛み分け。来年は両者絶好調での激突を見たいですね。
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【超習慣】歩くと人生が変わる
田中 慎一(株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役
歩くとシンプルに気持ちいいですね。できれば、イヤホンなんかせずに視界に飛び込んでくるもの、耳に入ってくるものに耳を澄ませて歩くのが好きです。景色が視界に入ってくるだけで脳内が刺激される感覚もありますし。
早朝皇居を一緒に軽くジョギングしながら話すなんてことが恒例化している海外からのビジネスパーソンもいます。
渋沢栄一さんも人は自然なしに生活するなんてできないとおっしゃっていましたが(それが東急田園都市構想につながったとされています)、都会で働く人にとっても歩いたり日々の中で少しでも自然に触れることで人間性や主体性を維持することがいかに大切か身を持って認識されていたのかもしれません。
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【3分解説】ANA・JALもタッグを組む「カスハラ問題」の深刻度
田中 慎一(株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役
お客様は神様です。
この大きく誤解された言葉がエキセントリックな日本人を生み出したことは否めないでしょう。言わずと知れた三波春夫さんの言葉です。
彼は後年、私が言っているのは、そういうことではありません、カスハラの類をするお客は私の言っている「お客様」ではありません。と意図せざる使われ方をしていることに心を痛めていました。
欧米ではこんな言動を客がやろうものなら、逆に訴えられておしまいでしょう。最近は日本企業も従業員を守るという当たり前の方向へ舵を切っているので、一気に根絶まで行ってほしいものです。
仏総選挙、極右が最大勢力の勢い 与党は縮小、7日に決選投票
田中 慎一(株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役
選挙速報によると、フランスのほぼ全土がルペン氏率いる国民連合一色。個人的に興味深いのは、ブルターニュ地方だけ、なぜか与党と左派連合が分け合う形に。なぜなんだろ??
パリは16区など富裕層が多く暮らす地域周辺は与党支持だけど、右半分は左派連合に投票。
年齢別では70代以上が与党支持で、年金受給年齢を引き上げられて、いま、ないし、近いうちに自分のフトコロにダイレクトに効いてくる50代、60代は圧倒的に国民連合支持、与党は壊滅的。
マクロンさんの独断にお灸をすえつつ、夢見がちな国民の目を覚ますにもちょうどいいのかもしれません。
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【勝負師】超低収益の会社にカネを突っ込む投資家の思考
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【要注意】社員は薄給、会長は4億円。「裸の王様」企業の現実
田中 慎一(株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役
フクダ電子は、デービッド・アトキンソンさんがよく指摘されている創業家の「ライフスタイルカンパニー」になってしまっている例ですね(アトキンソンさんは主に非上場の中小オーナー企業のことを指していますが)。
つまり、社長のプライベートが大事で、会社はそれに利用される器になっている状態。ま、業績は伸びているので、厳密に言えばちょっと違いますが、従業員がどんどん辞めてしまっている惨状があるようです。いずれにしても、株価は強烈にディスカウントされています。
先進国で唯一上場企業の数が増え続けているのは日本だけという事実が物語っているとおり、「上場している意味あるんだっけ?」という同社のような会社がたくさんあります。
ところで、話は少し変わるんですが、昨日までソウルで開催されていたESG投資のカンファレンスに参加していました。
上場企業なのに創業家が大株主となっているオーナー系企業ばかりという事情はお隣の韓国も同じかそれ以上。そのため、ESGのG(コーポレートガバナンス)がダメダメで「韓国ディスカウント」という言葉があるくらい株式市場では過小評価されるのが代名詞のように。ROE/PBRの低さも日本の比ではありません。
ESGが脚光を浴びるとそれじゃいかん!ということで、日本のガバナンス改革、市場改革、2014年からのROE祭り、去年からのPBR1倍割れ何とかしなさい騒動、その後の日経平均最高値更新という成果が出るまでの動きを韓国を代表するシンクタンクが徹底的に調べ上げていたプレゼンがとても興味深かったです。
漢江の奇跡じゃありませんが、動き出したらめちゃ速い韓国のこと、急速にキャッチアップするのではないでしょうか。
ちなみに、Asia Corporate Governance Associationの調査によると、日本のアジアパシフィック地域におけるコーポレートガバナンスのスコアは、2018年に8位だったものの、2023年はオーストラリアに次ぐ2位にまで上げています。韓国は8位。
五輪開催直前に総選挙。フランスで今何が起きているのか、どうしても気になる5つの疑問
田中 慎一(株)インテグリティ 財務戦略アドバイザー/EFFAS公認ESGアナリスト/代表取締役
政界きってのギャンブラー、リスクテイカー、マクロン大統領が解散総選挙で一世一代の賭けに出たなら、フランス国民の多くも極右政党・RNに一度やらせてみようと賭けに出ようとしています。
ルペン氏率いるRNの大減税や年金支給年齢の引き下げ(元に戻す)などの経済政策はフランス財政を悪化させるとしてIMFやお隣ドイツ首相まで警告する始末。
RNが政権を取ると経済を大混乱させるからヤバいぞ!と脅すマクロンさんに呼応するかのように週末はRNを阻止しようというデモが起こるも、歴代の左派、中道政権の大統領にことごとく裏切られてきて生活がちっともよくならないと怒りに火が付いた人々の勢いは止まらず、経済運営はRNの方がうまくやると思い込んでいるし、一度はやらせてみよう、と既になってしまっています。
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