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スタートアップが特許出願を考える3つの視点
GB Universe
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
昔、UI特許が最強だと知財の方にいわれて、なるほどと納得しておりました。 記事にもあるように、UIはまさに見た目そのものであり、立証責任が立てやすい特徴をもっているからです。 ところで、実は私も国際特許2つと国内の申請中含めて7個ほど持っていたりします。先日、別の知財の方にいわれたのは、大企業は特許を取得することが目的になってる側面もあり、それが武器やビジネス上あまり貢献したという実績につながらないケースが多くあるとのことです。 確かに、GAFAのような巨大企業は知財の塊で、クロスパテントで訴訟を回避したりします。一方で、オラクルがGoogleを訴えたように、巨額の訴訟に発展するケースも欧米ではあります。あまり日本ではこの手の訴訟などを見る機会がすくないのが実情でしょう。 スタートアップもときに特許出願中!など謳っているページをみかけますが、それがビジネス上どこまで有利になるのか少し冷静に考えて見る必要があるかもしれませんね。というのも、どうやら特許自体の申請から登録までぼちぼちの費用がかかるらしいので、スタートアップとしてしても無駄金使うのは控えたいでしょうから。
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楽天、ユニクロ、ソフトバンク、ホンダ……英語社内公用語化を進めた企業の末路
マネー現代
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
他の方もコメントされていますが、少し無理のあるバイアスのかかった記事に見受けられます。 元楽天で英語化のど真ん中にいた人間としては、いい面、悪い面があったのは事実だと思います。 ただ、(これも他の方が多く記載してますが)業績面ではモバイルの投資が足を引っ張っているだけで、それ以外は好調というのが実態だと思います。更に、旧Ebatesの楽天アメリカの業績も順調でかなり利益を出しています。 FCバルセロナやNBAのゴールデンウォーリアーズのスポンサーシップなど、海外でのプレゼンスは確実に上がっておりましたし、それにより採用面でもポジティブな影響があったと思います。 また、人材育成面でもやはりグローバルで挑戦したいというハード面ソフト面で兼ね揃えた環境のため、やる気のある人材が特に多かった記憶があります。 最後の英語教育の下りもかなり無理がある結論になってますが、それであればどうすべきか?をもう少し語られたほうが良いなと感じました。 テクノロジーの進化で、翻訳精度など飛躍的に上がっていくでしょうし、同時通訳もそれほど遠くない未来にできると思いますが、自分の言葉で話す事の重要性は母国語でも感じる事があると思いますし、その意味では本当に良い環境を多国籍間で構築するには、言語は大切だと思っております。
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グーグル・メタを差し置いて、アマゾンの広告事業が伸び続ける3つの理由
ITmedia ビジネスオンライン
佐竹 崇司ヤフー株式会社 ショッピング統括本部 マーケティング本部 一般
まずEC上での広告は販売に直結するという側面があり、CPAなどの評価でも効率が良い傾向が強いと思います。更に、アマゾン自体が価格競争力もあるので、他で買うという選択肢を狭めている(アマゾンで結局買う)のも更に効率化に寄与しているでしょう。 他の媒体では物販よりもどちらかというと認知などのブランディング的要素も強く、ブランドリフトなど物販に比べて少し抽象的な評価にならざるを得ず、直接的な販売に貢献するとも言えないため、優先度的には下がるのもあるかと思います。 そして何より忘れてはならないのは、アマゾン自体が1stPartyモデルで自社で商品を仕入れて販売しているため(マケプレもありますが)、ウォルマートやイオンのような大きな小売業の側面もあります。これは、多くのブランド企業が小売向けに販促費をかけて良い棚を確保するのと同様、アマゾンに対してもある種のショバ代として広告費を出しております。ブランドからすれば、アマゾン自体が大口の顧客なので、そこに販促費を投下するのは当たり前で、販売量が増えれば増えるほどその威力は増す一方です。 こんな構造でアマゾンの広告ビジネスは盤石でまだ成長する余地は大きいと思われます。
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NORMAL