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他人の年金情報、閲覧状態に マイナポータル、河野氏を処分へ
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
まるで大岡越前守のドラマを観ているようで、
河野太郎さんが自らをどう裁くかに俄然注目してしまいます。さすがの知恵だと唸ってしまう。こうなると、野党も攻めあぐねるでしょう。
そもそも、一連のミスは、日本のデジタル化が道半ばだからこそ起こったこと。ここを乗り越えて日本社会のデジタル化が前に進めば、自然とミスは消えていくと考えるべきです。
また、今回のミスは、デジタルだからこそ早期に修復可能なもので、紙とハンコの時代に戻せばミスが減るどころかむしろ増えて、修復も絶望的だと考えるのが普通です。
「マイナンバーカードの普及を急ぎすぎた。今こそ立ち止まるべき」的な説を唱える野党や一部マスコミは、実は日本の未来を潰すことに加担していると考えるべきで、彼らこそ罰せられるべきだと私は思います。
経済社会のデジタル化をさらに加速することで今ある課題を解決しようというのが、あるべき方向性です。
マイナカード利用機会拡大 26年に新カード発行、閣議決定
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
運転免許証や健康保険証など公的証明書と一体となることを前提とした使いやすさやスマホへの搭載を考えた設計を第一に考えた設計にし、何よりも若い人が持ちたいと思うような色やデザインを重視したカードにしてほしい。当たり障りのない「役所デザイン」ではなく、クールジャパンの象徴になるようなものをぜひお願いします。
なお、詳細は↓に書かれています。
https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/38606249-07b3-4176-a538-58e0c64a488a/dd76edf1/20230606_meeting_conception_outline_01.pdf
https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/38606249-07b3-4176-a538-58e0c64a488a/9a3515b1/20230606_meeting_conception_outline_03.pdf
金融庁、千葉銀行と傘下証券処分へ 仕組み債で監視委勧告
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
仕組み債は、もともとは債券などの発行体のクレジットリスクを取りたくない機関投資家などに向けて、クレジット以外のリスク(為替変動や不動産価格、特定の会社の株価、地震や台風など、可視化できてデリバティブ取引の対象になるリスクならほとんどなんでも)を引き受ける代わりになにがしかのリターン上乗せを受け取ってもらうように「仕組んで作る」債券のこと。いわば投資家に保険を引き受けてもらうようなもので、その際保険のプレミアムに相当するオプションのリスクを投資家に割高に買ってもらって、その儲けの一部を投資家自身にリターンとして配分しつつ、証券会社や仲介する金融機関(この場合は地銀)が手数料として儲けの大きな部分を取ってしまう、という仕掛けの金融商品です。
海外の取引先との為替取引を散々やっていて、為替の動きに慣れている商社やメーカーの財務部門がみている資金運用なら、トリプルA格付けに為替に関する仕組みを噛ませて利回りを上げるという細工はありだと思いますし、私自身も顧客からのリクエストを受けてやったことがあります。
しかし、個人にそれをやるのは、ちょっと無理があると、かねがね思っていました。まさか、個人の投資家に「仕組み債を買うことは保険リスクを引き受けていることと同じ」だと説明しているとは思えません。地銀の販売担当者に、オプションのプライシングを行う能力があるとも思えません。
それが、ざっくりと「複雑で高いリスク」などと言われるものの正体です。
一体、地銀は監視委の調査に対して、どんな説明で応じているのだろうか?謎です。
「骨太の方針」原案まとまる 賃上げは?子育ては?
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
昨日開催の経済財政諮問会議に提出された「骨太原案」をまとめた記事。こういうものは、即日公表されるので、記者が急いでまとめた記事を読むより、原文をざっとでいいので読むことをおすすめします。今回は42ページ。まだ未定(P)の部分もありますが、斜め読みして、ご自分の関心のあるところをチェックして、そこを深く掘り下げていけば良いでしょう。あと10日ほどして、与党との調整を踏まえて、これが最終版になれば、本文に記載の内容を細かく分解した、政策アイテムごとの工程表(三年分のアクションプラン)が付いてきます。今、ざっと全体を俯瞰しておいて、後に工程表を確認すれば、ご自分の関心分野に応じた近未来の風景が見えてきます。
*私がこのところフォーカスしている不動産IDについても(原案)20ページに
「都市開発・維持管理の効率化や地域政策の高度化、新産業の創出に向け、建築BIM、PLATEAU等による「建築・ 都市のDX」の取組、土地系ベース・レジストリの整備・活用に関する地理空間情報活用推進会議における検討結果を踏ま えた戦略的な不動産ID等による幅広い分野での新サービス創出等を推進」としっかり書き込まれています。
[原案(6/7付)]
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2023/0607/shiryo_01.pdf
[原案に至る議論はこちらからみることができます]
https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/special/reform/index.html
マイナンバーカード 本人ではない口座登録 約13万件
赤井 厚雄株式会社ナウキャスト 取締役会長
すでに5,400万件をチェックし終えたというのは、
恐るべき速さです。わかったことは、ログアウトし忘れなどによる作業ミスが748件だったということ。13万件の口座番号の紐付けミスは、政府が勝手に家族名義の口座とマイナンバーを繋いでしまったということではないはず。もしそうなら、それこそ大問題ですが、単純に親が自分の口座と銀行口座をまだ持っていない子どものマイナンバーを繋いだだけなら、理由を説明して直してもらえばよいのではないか?その際、付与したマイナポイントを召し上げると言わなければ、ほとんどの親は対応してくれるはずです。
すべては、社会のデジタル化が進行中だから起きたミスで、もっとデジタル化が進めば同じようなミスはグッと減るはず。病的に騒ぎ立てる人々がいますが、彼らは何かやましい事情を抱えているのではないかと勘繰ってしまいます。

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