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【核心】イスラエルの戦争が終わらない「本当の理由」
小谷 賢ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE, ロンドン大学) 客員研究員
戦争をやり続けたというなら、欧州の方が遙に長く凄惨であった。特に17世紀の30年戦争、19世紀のナポレオン戦争、20世紀の二度の世界大戦では多くの血が流れた。数百年にわたる戦争によって各国の厭戦気分が高まり、また戦争を抑止する国際法等の制度が整備されることで、ようやく今の平和な(?)欧州にたどり着いたのである。そう考えるとイスラエルは建国からまだ75年ほどなので、これからも国境や勢力圏を争う戦いは続くのではないか。恐らく今後、イスラエルに穏健な政治リーダーが出現したとしても、そう簡単に「平和な中東」とはいくまい。
【基礎から解説】イランのイスラエル攻撃で、次に起きること
小谷 賢ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE, ロンドン大学) 客員研究員
今回のイランの攻撃は、イスラエル本土に対する初めての攻撃であり、イランからすればイスラエルを射程距離に収めたことになる。イスラエルからすれば、攻撃の手がイスラエルまで迫ってきているという認識になり、これを押し戻さないと自国の安全保障が確保できない。そこで今回攻撃に使用されたミサイル基地を叩く必要があるが、イスラエル・イランとの距離は意外と遠く、航空攻撃を行うにしても空中給油の問題と、間の国々の領空侵犯の問題があるので、簡単にはできない。しかしイスラエルが引き下がるとも思えない。可能性としてはかつてイスラエルがイランの核開発施設に対して行ったような、サイバー攻撃と爆破工作、もしくはイランへの直接のミサイル攻撃が考えられるが。。。
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