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【橘玲】ニッポンの会社員が「狙い撃ち」されるワケ
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
「高齢者ディストピア」と化す未来が確実に迫っている日本。現役世代の家計はどんどん苦しくなり、高齢者の生活保護も爆増します。
働き手の引退を遅らせるのは国家財政的には必須ですが、高齢の経営者や管理職が居座ると企業の変革力を削ぐことになる。
企業側としては無秩序に役員年齢を引き上げていくような運営は避けるべきですし、個人としては組織の管理職でなくプレイヤーとしての生涯現役を目指すべきでしょう。
おじいちゃんセールスとか、おじいちゃんエンジニアとかでもいいと思う。
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大企業の管理職だった男性が典型ですが、定年後に自治体のボランティア活動などに参加したのはいいものの、周りの人にマウンティングを始めたり、パワハラやセクハラで顰蹙(ひんしゅく)を買うことが多いのはこのためです。
私が「生涯現役」を勧めるのは、お金の面だけではなくて、健全な評価を得ることが良い人間関係を構築し、充実した人生を送るのに役立つからです。
発展途上国ならぬ「衰退途上国」とやゆされる日本は、これからさらに貧しくなって、現役世代の負担も増えていくでしょう。
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【必修】転職=正解?年収アップに繋がるキャリアの作り方
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
「転職すると給料が上がる」。
日本にもそういう時代が来たのは、企業にとっては負担ですが硬直化した日本社会にとってはよいことだと思います。
ただ採用側の目線では、良い転職をするうえで以下のポイントは知っていてほしいです。
・「今の職場で成果を上げている」人しか年収はアップしない
企業は活躍している人が欲しいので、ただ単に職場を変わるだけで収入が上がるわけではありません。今の職場で粘り強く成果を上げ、それを引っ提げて他者に売り込んでほしいです。もちろん、うわべだけの成果や盛った業績は見抜かれます。
・異業種への転職で年収はアップしづらい
「新しい分野に挑戦したい」という転職動機も多いですが、企業からすると未経験者を取りなおかつ高い報酬を払うのはリスクがあります。異業種転職は「新しい経験を買う」という意味で、年収スライドか場合によってはダウンもあると心得ましょう。
・「今の職場での評価」があなたへの評価
今の職場では評価されていないから、新しい職場を求めたい、という動機はあまりうまくいきません。職場が変わってパフォーマンスがガラリと変わることは稀ですから、前の職場での評価と次の職場での評価はおおむね一致します。(あまりに不運な職場を除いて)。今の職場で惜しまれて辞めるような人材を企業は求めています。
なぜディズニーはミッキーの著作権を延長しなかったのか…知的財産に厳しい態度を取るのをやめたワケ
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
権利に厳しいディズニーが「著作権を更新しなかった」というニュースはめちゃ興味深いです。
どこまで厳しく管理しても「パクリ」は世界から無くならず、イタチごっこをするコストばかりかかってしまう。ならば著作権にこだわらないという戦略もあるのではという示唆。パクリが出たとしても「オリジナルの価値」は下がらないどころかむしろ高まるのでは?という指摘もこの記事はしています。
現状では著作権はパクリ防止の一定の抑止力にはなっていると思いますが、生成AIでどんなデザインも作れてしまう時代になる中で、「クリエイティブの価値とは何か」について考えさせられます。
ーーーー(抜粋)
コピーに対抗しようと作り手が法律に頼る場合、法律の施行は往々にして非生産的になる。レコード業界はここ何年も大学生をたびたび訴えてきた。その結果、不正ダウンロードこそ減ったものの、このような訴訟沙汰は当然ながら恨みや反感を買う。顧客を訴えるのはよいマーケティング戦略とは言い難い。
(略)
高級ブランドの偽物を買う人たちは、将来本物を買う潜在顧客との橋渡しをしていると言えるかもしれない。ある調査によると、高級ブランドの偽物を買った人の40%は、フェイクに飽き足らずにいずれ本物を買うという。別の調査によれば、偽物を容認することによって多くの高級ブランドの本物の価値は一段と高まるという。
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【AI時代の大疑問】結局「英語力」って、どこまで必要なの?
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
「ChatGPT時代に英語の勉強は必要か?」という問いへの答えは「中級まではもう不要」だと思います。
いわゆる企業で海外駐在の条件としているようなTOEIC700程度のレベル、つまり「ある程度仕事ができるレベル」はもう勉強しなくてもChatGPTで行けると思います。
一方で、外国人相手にリーダーシップを発揮するための「話す・聞く」という能力はChatGPTは今のところは十分に助けてくれません。「話す・聞く」スキルの習得をAIの力を借りながらいかに効率的に行えるか、に当面はシフトしていくのではないでしょうか。
さらにその先の「翻訳コンニャク」時代もいずれ訪れると思いますが、その時に人間がどういう反応を示すかもとても興味があります。
話題になった「delve問題」(GPTの英語にdelveという単語がやたら使われるのでGPTだとバレてしまう)のように、学習して最適化された文章や表現への忌避を人間が感じる可能性は十分にあり、AIが普及すればするほど「翻訳に頼らないコミュニケーションをしよう」というトレンドもまた来るのではないか?という仮説も持っています。
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【週末に読む】私たちの悩みは「仏教」で解決できる
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
「仏教特集」に登場させてもらいました。
今、仏教が多くのビジネスパーソンののココロをとらえる理由は大きく2つあると思っています。
一つは「日々、触れる情報があまりにも多い」から。
情報の洪水に踊らされて私たちの頭はパンパンになってしまいがちです。
対して、仏教は「捨てる」ことを重視します。今起こっていることにシンプルに向き合うことで、頭がスッキリしやるべきことにフォーカスできます。
もう一つは、「世の中が不透明になっているから」。
先行き不安が増す中で、一体何を追い求めればよいのかわからず、なんとなく「不安」を抱える人が増えています。
仏教は、「不安は自分の心が作り出しているので、自分の心を整えれば、悟りに至る」と説きます。それを学ぶことで、現代人の我々も、時代や環境に惑わされないブレない生き方ができるでしょう。
とはいえ仏教は「難解でよくわからん」と感じることが多いものです。経典もたくさんあり、出てくる言葉も複雑です。
ですから、座禅という「体験」と、説法という「対話」で触れて、「感じながら学ぶ」ことが良いと思います。興味がある人は、お寺に出かけてみるとか、対話形式のわかりやすい本で学ぶのがよいでしょう。
ポイントは「ちゃんとわかろう」としないことです。東洋思想はもともと論理的な説明を目指していない概念ですから、「なんとなくわかった」とふわっと捉えるのが良いです。触れ続ける中で、「なんとなくわかった」瞬間が訪れるでしょう。
(拙著『リーダーの悩みは東洋思想で解決できる』もよろしければお勧めです!)
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【独占・副社長】トヨタ「全方位戦略」のすべてを語ろう
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
章男会長時代に比べて、いろんな人が前に出るようになった印象があります。
批判されても動じず、今のような「ほめ殺し」でも油断せず、落ち着いた戦い方をしていく決意を感じるインタビューです。
一貫している「マーケットの実需を見る」というのは当たり前に聞こえますが重要ですね。最後の「むしろ一番の課題は内部にある」というあたりは実際そうなのでしょう。
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我々にしかできないことをやらないと、他社と同じようなBEVを作るなら消耗戦になるだけです。「クルマ屋が作るBEV」の価値をどうやったら高められるかと考えて、あの車を出しました。
「トヨタが遅れている」と言われることについては、ビジネス面では心配していません。ただ、技術屋としては悔しい思いをしたのは事実で、東京モビリティショーであの車を出しました。
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【証言】「金持ちエリート中国人」が東京に集結する本当の理由
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
東京の日本語学校は中国人で溢れかえっていると聞きます。増え続けるインター校も中国人の御子息が大半とか。日本の安くて安心な生活インフラは当面は世界中の人々を惹きつけるでしょう。
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日本語の通じない外国人が増えています。海外から来た外国人に日本語、日本の文化を教えないと、コミュニティが孤立してしまって、地域の日本人との間にあつれきが生まれかねません。
コミュニケーションの前提は、言葉が通じるということ。
これがないまま時間が経てば経つほど、社会が分断され、一部の地域の治安が悪くなるリスクがあります。もし犯罪が起きれば、社会の中での緊張が高まり、特定のコミュニティへの偏見も生まれるでしょう。
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【待望】2024年、日本の伝統的大企業は「覚醒」するのか
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
「JTC全否定」」はナンセンスだと思います。時流に合った形で日本的経営を「残すべきもの・見直すべきもの」に分けていくべきと思っています。
年功序列人事・ブラックボックス評価などは悪しき風習として根絶すべき一方、メンバーシップ型組織は社内でジョブローテしながら幹部を育成出来る仕組みとしてもっと評価して良いと思っています。
また、「新卒一括採用」は、若年層失業率を低く抑える仕組みとして日本に恩恵をもたらしたと思っています。企業経営的にも高いロイヤリティと組織の継続的成長をもたらす施策です。海外にあまり無いこの手法は強みと捉え、海外でも積極的に行うべきだと思っています。
【オリックス】ハワイV旅行への不参加続出 「悩んだんですが…」バカンスあきらめた面々の理由(東スポWEB)
中村 勝裕Asian Identity Co., Ltd CEO & Founder
価値観の変化が面白いですね。
「練習したい」はプロ意識の表れで良いと思いますが、高収入のプロ野球選手ですら「円安」が気になって旅行できないのはちょっと切ないですね、、。
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「もともとは行く予定でしたし、ゴルフとかもできるので、行きたいと思っていました。ですが、ランチに行ったら5000円ぐらいかかってしまうと聞いたし、買い物もしたかったですけど、(物価も)高いのであまりできないってなると、向こうに行っても暇になってしまうし、日本にいようと思いましたね」
また、あるナインは「行く皆さんには楽しんできてほしいです」としながら「1週間海外に行くっていうのがちょっと…。初めは行くつもりでしたし、悩んだんですが、それなら練習がしたいと思って。今回は行かないことにしました。来年以降でも、また機会はあると思うので」と〝ブランク〟を気にかけていた。
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