吉川 博史

おっしゃるとおりと思いました。 商品は当然にお客にとって価値があるものである必要があるし、世の中にない商品を開発できて、ある世の中の不満を解決しても、また次の不満が出てくる永遠の繰り返し。 迅速にカイゼンし続けるには個々のお客のニーズをダイレクトにつかむのがいいですよね。 後はどうやって、お客が、『本当に』求めているものを、企業が察することができるかですよね。 それは価値がある情報なわけですから、その情報に基づき商品開発するやり方だけに依拠せず、提供者には企業が、求められる形でお客にインセンティブを与えること等、お客が喜んで提供できるいろんな方法が、もっと流行ってほしいです。 だって、その情報は世の中を良くする可能性があるわけですからね。 個人情報（パーソナルデータ含む）を本人が理解しきれないところで取得するような悪しき企業が多いから、それを規制する法律も厳しくなるわけで。 むしろ逆に誠実すぎるくらいにしてお客と真に協働することこそ、小売業のあるべき姿だと私は思います。