Picks
475フォロー
620フォロワー
【削除されました】養殖物2022年5月13日(金)
note(ノート)
Tanaka Keisuke
ぬまじりさんが蕎麦屋を探しておられますね。自分はあまり蕎麦食いではないですが、割とお店が多くてアクセスしやすい中では小松庵が好きです。駒込が本店ですが東京の主要駅近に支店が多いです。 http://tenpo.komatuan.com/ 書棚から溢れて実家に送ってある本の中から、約30年前の1994年に出版された新書サイズの「いま『ヨーロッパ』が崩壊する(下) 『野蛮』が『文明』を生んだ」という講義採録本を先日帰った際に掘り出しまして、こんなことを言っているくだりに行き当たりました。 「社会主義を解体し、次のロシアを形成していく原理は西欧型議会制民主主義ではありません。帝国をつくるだろう。ロシアは本質的には帝国です。ロシアが甦るには帝国しかない。このことは話してもどうせ誤解を招くに決まっていますから言いませんけれども、とにかく帝国の概念というのが非常に大きいんです。」 この本が出版された当時はソ連崩壊後、ロシアはエリツィン政権、プーチンはまだサンクトペテルブルク副市長時代ですが、その後のプーチンが舵を切ってきたロシアの30年をかなり言い当てているのではないかと思います。この採録された講義の講師は名が伏せられ「A先生」とされていて、本書が上下巻の合本版で再版された時にはこの講義だけが抜かれているとのことで、何やらいわくありげな感じです。講義としてはとても面白くて、ソルジェニーツィンの描いたようなソビエトロシアの圧制は、ロシア正教の教義が培ってきたロシア的思想にムリに西欧的社会主義を接合した結果生まれてきたものだ、ロシア的思想から自然に生まれてくるのはむしろアナキズム的な思想であって、そういう土壌で広い領域の統治をしようとするなら帝国的にやるしかないのだ…と、とても乱暴にまとめるとそんな内容なのですが、他の講師陣が山内昌之とか山口昌男とか多士済々な中で、一番話として面白いのはこの「A先生」の話ですね。 「今のロシアの行状はプーチン一人のパーソナリティに帰すべきで、これはロシアの本質ではないんだ」という主張はロシア人への偏見を避ける意味でも重要と思いますし、一般のロシア人やロシア文化に罪などないと強く思いつつも、他方でプーチン以前から存在し続けてきたロシアの帝国的歴史というものも明確にあるのではと思っています。これをどう見分けるか、が目下の自分のテーマになっています。
【削除されました】養殖物2022年5月4日(水)
note(ノート)
Tanaka Keisuke
先週末は新潟の亡父の田舎に帰っていたのですが、最近手が入らなくなって若干の竹害化しつつある竹林に鍬持って入ってみたところ、ちょうど先週までの雨があがったタイミングであちらこちらでニョキニョキとまさに「雨後のたけのこ」状態。今年はたけのこ豊作年でもあるらしく、最終的には大小織り交ぜ40本と、ウンザリするほど採れました。最初は周りの土をそっと除けてやさしく掘っていたものが、しまいは収穫というより間引きの感覚でザクッと一鍬入れてkillする感覚に。 で、掘ったは良いが食べたりお裾分けするにも限界があり、とてもダメになる前にすべて食べきるのは不可能(実際、10本くらいは諦めて放ってしまいました)。そこで保存方法を色々と検索してみると一般的によくやられる瓶詰めなどの他、砂糖をまぶして冷凍する、薄く切って干したけのこにする、など様々な手法が見つかりました。 中でも面白かったのがおからと塩を一対一の分量にした「おから塩」で漬けるというもので、これだと一年はもつというのでこれをメインにキロで漬け、その他やはり年で保つという干したけのこ、一ヶ月程度の保存期間である冷凍たけのこなど多量の保存たけのこを製造しました。たけのこは当分もういいかな〜
「プーチンの戦争」が揺らす世界の秩序【鈴木一人】【奈良岡聰智】【細谷雄一】【小泉 悠】
公 研
Tanaka Keisuke
かなり状況を全体的に俯瞰して見渡せる、読み応えの十分な記事。 記事ではロシアのみならず日本の言論状況にも触れている。自分も、左派の少なくない人々が「ロシアを戦争に追い込んだのはアメリカだ」説を振りかざしているのは、それは諸君が忌み嫌う歴史修正主義者の日本人たちが大好きな「大日本帝国を戦争に追い込んだのは米国の陰謀だ」と瓜二つじゃね?と歴史の皮肉に震えており先生方の議論に同意するところが多い。ほかにも「プーチンは意外と国連が好き」とか(国力の割に安保理常任なのでメシウマ&「保護する責任」論を手前勝手に利用してるだけっぽいが)、「プーチン以後はもっとヤバイやつが出てくる可能性否定できない」(プーチン自身がソ連崩壊後の混乱を鎮めた者としてロシア国民の支持を受けてきた以上、当然に混乱であろう『プーチン以降』に同じことが起きないと考える材料がない)とか概ね同意。 一点だけ、日本の平和主義が過剰だ、という指摘については自分は見解を異にしている。まもなくやってくる5月9日の対独戦争勝利記念日(ソ連亡き後のロシアにおける国民的な近代史の記念日となっていると聞く)に向け、目下のロシアが莫大な量の悲惨と残虐を積み重ねている、このグロテスクさに比べて、8月15日を国民的な近代史の記憶として共有し国是の第一として平和主義を置いてやってきた日本は超マシじゃん、と。 むしろ今回のことは自分的には日本の平和主義を再評価するきっかけになっている。何なら戦後のロシアには「こういう事態の再来を防ぐために憲法9条の導入をおすすめします」くらいのことは言ってもいいんじゃないかとさえ考えているが、ここまでかつてないほど平和主義の価値が高まってるときに「アメリカが嫌い」みたいな、今そこどっちでもいいじゃん的な価値観で左派が割れてるのはダセェなと感じている。(核武装論の好機、みたいに色めきだってる右派はもっとサイテーだと思うけど)
16Picks
映画『ベルファスト』が9歳の少年目線で描いた、世界が分断される瞬間【今月の映画3選】(Pen Online)
Yahoo!ニュース
Tanaka Keisuke
「ベルファスト」素晴らしかったが「あっ、ここで終わりなんだ」とは正直思った。 ジュード・ヒル演じる主人公の子のかわいさときたらここ十年イチくらいの感じで抱きしめたくなるうえ、ジュディ・デンチとキアラン・ハインズのお祖父ちゃんお祖母ちゃんコンビがまたイイ。孫が「あのコの隣の席に座りたいけど算数でいい点取らなきゃいけないんだ…」と言ってくるのにキアラン・ハインズのお祖父ちゃんが「お前、数字の書き方も工夫して曖昧に書くんだ、先生が『あらっ、この1はひょっとして7かしら?』というふうに、良い方の解釈をしてくれるように導くんだよ…」なんてアドバイスをするシーンが最高。 「でも算数なんだから正解は1つでしょ?」「正解が1つだったら紛争なんて起きゃせんよ…」という返しもイイ。 映画全体が古き良きハリウッド映画への憧憬とベルファストの住民コミュニティの記憶をオーヴァーラップさせた感じになっていて、学校へ行く近道になってる穴の開いた柵を見るたびに、自分が通り抜けた幼い日の道を思い出させられる気分になってくる。 そして日常が続く中で、不意に首を突っ込んでくる暴力の連鎖。記憶にとどめておきたいと思うのは、がんぜない子供たちが命を落とすような暴力が蔓延していても、なお生まれ育った地で暮らしを続けたいと考える人々の思い、その理由といったものである。故地を離れて見も知らぬ土地にやってきた人たちが【どのような重い選択をして来たのか】ということを考える一助になる映画であろうと思う。
1Pick
キーウ州のハチ公、1カ月待つ ロシア軍が飼い主女性殺害 ウクライナ(時事通信)
Yahoo!ニュース
Tanaka Keisuke
だめだ これはもうきつい 犬をめぐってはNYtimesの記事で、飼い犬の世話をしなければいけないのでキエフ近郊の町に残った飼い主が裏庭で射殺され、彼の近くに飼い犬たちもまた射たれて亡くなっていたというのもあった。 胸が裂かれるようなその話を読んだ後に、出勤のため近所の道を歩いていると、道路工事の警備のお爺さんが柴犬を散歩中の老婦人を呼び止めて言っていた。 「ここを通られるんですか?実はアスファルトを敷いたばっかりで上を歩いたら熱いかもしれないんです。人間は靴を履いているからいいけど、犬はホラ、はだしだからねえ」 なんて言っててお爺さんの犬への気遣いに感激したんだけど、すぐに悲しい気持ちになった。同じ空の下にあるウクライナの地では、この気遣いや平和さとは真逆の光景が広がっているからだ。 また一方で、秋田犬の主人を殺したのはチェチェン出身のロシア兵の疑いがあると伝えられているが、悪名高いカディロフの連れてきた部隊なのかもしれない。 チェチェンの人々もかつて、今のウクライナの人々のようにプーチン率いるロシア軍に立ち向かった歴史を持つが、彼らの街はいまウクライナの地で見るような徹底的な破壊を受け、市民は虐殺に遭い、反抗の芽も出ないような恐怖政治体制下で長年を過ごし、そして今や新しい世代がプーチンの手先として悪逆非道を行なうに到っていることになる。目まいのするような悪の侵食だ。 「あらゆる武力を捨てよ」という非暴力、非抵抗主義の主張も理解できなくはないが、ことプーチンに対し取れる姿勢なのかというと私にはそうとは思えない。と言うか、可能と考える材料があまりにも欠けている。
2Picks
NORMAL