環境:スムシの唾液からプラスチック分解酵素が見つかった
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先程BBCでやってた、ある種の蛾の幼虫がプラスチックを分解する酵素を持っており、その酵素がスペインの研究者によって特定されたというニュース。これはハチノスツヅリガという蛾の幼虫で一般にはスムシと言われており、ミツバチの巣を食べちゃうので養蜂家にとっては害虫ということなのだが、ハチの巣だけでなくレジ袋も食べてしまう。レジ袋を食べるイモムシがいる!という発見は同じ研究者から2017年にも実は報告されていたが、その時は「酵素で分解してるのではなく、単に噛み砕いてるだけの可能性あり、その場合は分解してるとは言えないのでは」と疑問を呈されていたようだ。今回は分解酵素まで特定できたというので、これはいよいよ実用的にいけるのではと期待が膨らむ。微生物の中にはやはりプラスチックを分解できるものがいるが、その分解期間は非常に長い一方、スムシ酵素の分解速度は数時間程度という。興味深い。