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【加藤出】リーマンから10年。世界を覆う、マネーのミステリー
NewsPicks編集部
大谷 梓銀行PE投資部門
雇用が安定しているのに物価も賃金も伸びないミステリー、、未だにこんな発言するイエレン議長の真意こそミステリーです。 雇用が安定してれば経済が成長する、消費が伸びる、雇用が不足してくれば賃金が上がりインフレを回す。 そんな仮説はブレトンウッズ体制下において、大戦で傷ついた(現在の)先進国を立ち直らせる過程において有効であったのでは? 大戦以前は飽和的な国内のマネーを海外侵略(投資と同義)に向けて、安価な労働力、安価な資源を調達して成長するモデルであったかと。 それが核の出現で不可能となり、金からドルに軸を変えた貿易体制を用い、ある意味アメリカに負担を掛けながら各国は回復と成長を目指すモデルに転換したのでは? 百も承知の議長が、現状の体制では先進国経済が成長出来ないことを認めるわけにいかない、というのが真意なのか。 メソポタミアの昔から、他所から成長に繋がる資源(ヒトも含む)を調達(簒奪とも)してこなければ飽和的な国内を喰わせられなかったことを考えば、アメリカの善意に甘えたブレトンウッズ体制終焉後は、大戦前とは異なる新たな帝国主義的な体制が立ち上がるしかないのか。 嫌だけど、仕方ないのか。
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